まわるん第11回・・・色は生きている!

虹の雲

2015年09月09日 00:11

まわるん第11回(今年度は4回目なんですが、やはり今後、昨年度から引き続き数えることにします)、7月12日の会はお休みが重なり(;_;)・・・参加は常連K親子のみ。

「いえいえ、ひとりでもやりましょう!継続が大切です」と先生に明るく言っていただき、
久しぶり、大人の私も参加です。4名で卓を囲み贅沢な時間をすごしました。

私がお茶の準備中にもさくさく話は進行しています。

今日は「色」・・・色彩についての考察からスタート。
「色」を「認識する」ってどういうことなんだろうか・・。実験。
光(今日は天井の照明)に白い紙を1枚ずつ重ねていく。・・と、すかして見えるその色、はじめは黄色っぽかったのが、次第に橙、赤へと変化していく。遮るものが厚みを増せば色がより濃くなっていくのは容易に想像できるのだけど、でも、赤が出現するなんて!

色、、、例えば赤は赤として毅然と存在している(物理的な、色)ようにおもっているけど、色をつくりだすのは光と闇!闇の積み重ね(積み減らし)が色をつくっているんだ!と、この実験で見ることができました。(この場合の闇、は白い紙を1枚づつ重ねていくこと)

※版書きにあるゲーテ。色彩論。ウイキペディアでちょっとカンニングしてみました。人間の感覚としての色、まるで生き物のように変化する存在として色を捉えた人であったようです。珍しい言い回しですね。。彼曰く。

色彩は光の行為である。行為であり、受苦である。(『色彩論』まえがき)

・・・色彩は単なる主観でも単なる客観でもなく、人間の眼の感覚と、自然たる光の共同作業によって生成するものである。彼の色彩論の特徴は,白と黒の対比,光と暗黒の対立,という古代以来の色彩論を受け継いでいるところにあり、「もしもこの世界に光だけしかなかったら、色彩は成立しない。もちろん闇だけでも成立しない。光と闇の中間にあって、この両極が作用し合う「くもり」の中で色彩は成立する。=「色は曇りの中にある」と言っています。

人間の感覚としての色、、ここらへんに先生が伝えたかった何か、肝!が詰まってそうですね!!(なんたってシュタイナーはゲーテの第1番の伝承者なんです。)

次回のまわるんは9月13日の日曜日、16時から開催です!今度は政治のことなども話す予定!緊急事態ですから。来てね!

関連記事