2014年12月25日
虹の雲 クリスマスの集い
11月30日 虹の雲 クリスマスの集いを開催しました。
今年は会員外からもたくさん参加していただき、賑やかな集いとなりました。

第一部
ライアー演奏
クリスマスの歌
オイリュトミー(大人クラス)
人形劇
オイリュトミー(宇佐美先生)
今年も西原村にある「風流 かざる」にて、アドベントの光を分かち合うためにクリスマスの集いを開催しました。
第一部はライアーの演奏から始まりました。
三つのライアーの美しい調べが優しく語りかけます。演奏後は参加して下さった皆さんと「聖しこの夜」と「しずかなクリスマス」を歌い、子ども達はクリスマスが近づいていることを感じ嬉しい様子でした。
虹の雲では大人のクラスがあります。大人クラスの発表としてオイリュトミーを披露しました。この日に向けて大人達は宇佐美先生が朗読する魂の暦「聖夜の気分」でオイリュトミーの練習をしてきました。今年は手作りの絹の白いクライトを身にまとい、昨年より一層深くオイリュトミーをすることが出来たと思います。
次に童話「星の金貨」の人形劇を子ども達にプレゼントしました。
朗読に合わせて静かにゆっくりと動く人形は、魂が入っているかのように感じられ、子ども達は物語の世界に引き込まれていました。
大人も幼い頃に感じた気持ちが蘇り、心温まる人形劇でした。
一部の最後は宇佐美先生のオイリュトミー。
いつもの透き通るようなピアノと虹の雲の中学生の男の子が奏でるバイオリンで、先生のオイリュトミーの世界を観せていただきました。
鮮やかな色の衣装をまとい舞う先生の姿は、天から降りて来たかのようです。現実と空想の間を行ったり来たりする不思議な感覚。先生のオイリュトミーの世界に引き込まれた素敵な時間でした。
第二部 りんごろうそく
りんごろうそく(アドベントガーデン)は闇の中から始まります。
ひばの枝で作られた渦巻きの中を、天使様が登っていきます。そして一番高いところにあるロウソクに最初の火が点ります。そこには水晶や鳥の羽、木の実が飾られています。私たちを取り巻く世界である、鉱物界、植物界、動物界から集めたものです。すべてに意味があり、人間がどのように世界と結びついているのか遙か遠くまで思いを馳せます。
続いて、子ども達がりんごを手にし、最初の天使様が点したロウソクから光をもらい、渦巻きにロウソクのあかりを広げていきます。ライアーの音が流れる中、すべてのりんごろうそくが置かれました。
静かな時が流れていきます。
子ども達はまた、渦巻きを登り、自分のりんごを手にし、戻ってきます。子どもとそれを見守る大人。互いの魂がより深く結びつき、あたたかな熱となって空間に広がっていきます。
一年の中で一番闇が深くなる冬のこの日に、ひときわ明るい光が子ども達の中に流れ込んでいきました。その光はこれから1年間、子どもを支え、健やかにしてくれることでしょう。
虹の雲のクリスマスの集いは、このように特別な行事なのです。
今年は会員外からもたくさん参加していただき、賑やかな集いとなりました。
第一部
ライアー演奏
クリスマスの歌
オイリュトミー(大人クラス)
人形劇
オイリュトミー(宇佐美先生)
今年も西原村にある「風流 かざる」にて、アドベントの光を分かち合うためにクリスマスの集いを開催しました。
第一部はライアーの演奏から始まりました。
三つのライアーの美しい調べが優しく語りかけます。演奏後は参加して下さった皆さんと「聖しこの夜」と「しずかなクリスマス」を歌い、子ども達はクリスマスが近づいていることを感じ嬉しい様子でした。
虹の雲では大人のクラスがあります。大人クラスの発表としてオイリュトミーを披露しました。この日に向けて大人達は宇佐美先生が朗読する魂の暦「聖夜の気分」でオイリュトミーの練習をしてきました。今年は手作りの絹の白いクライトを身にまとい、昨年より一層深くオイリュトミーをすることが出来たと思います。
次に童話「星の金貨」の人形劇を子ども達にプレゼントしました。
朗読に合わせて静かにゆっくりと動く人形は、魂が入っているかのように感じられ、子ども達は物語の世界に引き込まれていました。
大人も幼い頃に感じた気持ちが蘇り、心温まる人形劇でした。
一部の最後は宇佐美先生のオイリュトミー。
いつもの透き通るようなピアノと虹の雲の中学生の男の子が奏でるバイオリンで、先生のオイリュトミーの世界を観せていただきました。
鮮やかな色の衣装をまとい舞う先生の姿は、天から降りて来たかのようです。現実と空想の間を行ったり来たりする不思議な感覚。先生のオイリュトミーの世界に引き込まれた素敵な時間でした。
第二部 りんごろうそく
りんごろうそく(アドベントガーデン)は闇の中から始まります。
ひばの枝で作られた渦巻きの中を、天使様が登っていきます。そして一番高いところにあるロウソクに最初の火が点ります。そこには水晶や鳥の羽、木の実が飾られています。私たちを取り巻く世界である、鉱物界、植物界、動物界から集めたものです。すべてに意味があり、人間がどのように世界と結びついているのか遙か遠くまで思いを馳せます。
続いて、子ども達がりんごを手にし、最初の天使様が点したロウソクから光をもらい、渦巻きにロウソクのあかりを広げていきます。ライアーの音が流れる中、すべてのりんごろうそくが置かれました。
静かな時が流れていきます。
子ども達はまた、渦巻きを登り、自分のりんごを手にし、戻ってきます。子どもとそれを見守る大人。互いの魂がより深く結びつき、あたたかな熱となって空間に広がっていきます。
一年の中で一番闇が深くなる冬のこの日に、ひときわ明るい光が子ども達の中に流れ込んでいきました。その光はこれから1年間、子どもを支え、健やかにしてくれることでしょう。
虹の雲のクリスマスの集いは、このように特別な行事なのです。