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Posted by おてもやん at

2019年03月05日

2019年3月例会のご案内 こころとからだをは育むアートプロジェクト

虹の雲の3月例会は、西原村にある文化創造館 風流(かざる)にて 3月17日(日曜日)に開催いたします。今年度最後の会となりますが体験参加の方も気軽に参加できますので是非遊びにいらしてください。



2月の例会は大津町大津地区公民館分館で開催しました。オイリュトミー、にじみ絵、手仕事は指編みを楽しみました。

高学年
幼児・低学年



問い合わせ先
熊本シュタイナーに学ぶ会
nijinokumo2017@gmail.com
090-9722-8862(照山)



  

Posted by 虹の雲 at 22:02Comments(0)例会

2018年07月18日

例会のご報告

たいへん厳しい暑さが続いてますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日の熊本は日中は41度まで上がりました。毎年猛暑日を記録更新しています。確実に私たちが子どもだったころの夏とは暑さが違いますね。
環境を破壊するスピードが加速しているよう。まずは、自分の足元を見つめ自然に負荷を掛けない暮らしをしていきたいと改めて思いました。



気が付けばもうすぐ夏休み。汗。ブログアップが滞ってしまって申し訳ありません。今年度も毎月1回集まり元気に活動しています。




今年度は場所を西原村の風流(かざる)をお借りして活動しております。風流のゆったりした空気と豊かな自然に包まれて子どもたちものびのびと手仕事やオイリュトミーを楽しんでいます。風流さんいつもありがとうございます。






今年度は大人のクラスでは魂のこよみを読み解き、こよみをオイルトミーで動きます。7月の例会では第14週を読みました。

第14週
感覚の開示に帰依した私は
自分自身の衝動を失った。
思考は私をめくらませ
私自身を 私から奪い去るように見えた。
けれども すでに感覚の仮象の中で
宇宙思考が私に近寄り
私を目覚めさせようとする。



先日の7月例会では、雨でしたので子どもたちは羊毛をフェルト化して蝶々やコースターを作りました。子どもたちは好きな色の羊毛を選び重ね合わせフェルト化していきます。素敵な作品ができました。






にじみ絵も年代別に別れ行いました。しっとりした画用紙の上を気持ちよさそうに筆を滑らせ色を味わう子どもたち。




幼児さんの作品。




オイリュトミーも気持ちよさそう。シュタープを手のひらの掌(たなごころ)でしっかり握り、「私」を感じながら動いているようでした。





午後の手仕事の時間はトランスパレントで切り絵を作ったり、ゴム飛びをしたり、雨で室内の活動でしたが、子ども達もそれぞれに過ごしていました。




講師は宇佐美陽一先生。虹の雲を20年以上見守ってくださっています。
宇佐美陽一先生プロフィール
1953ねん福岡生まれ。1991年オイリュトミー国際ディプロマ取得、1994年~96年ハンブルグ音楽ゼミナール舞踏・作曲教師、2007~11年崇城大学芸術学部教授。オイリュトミスト、作曲家、演出家として欧州各地で公演多数。20年来、虹の雲のほか各地で子どもから大人のワークショップ、舞台創作の作・演出を務め、より良い教育の実践に寄与。現在、福岡・糸島で「くものうた」をとしくらえみさんと共同主宰。出版:絵本「少年とふたりの飛天 迦夜と迦羅の物語」など。


次回は第5回 8月12日(日)です。
宇佐美先生からご提案いただき、みんなで木琴「ト・ルトン」を作ります。出来上がった木琴で木と自分の体をつなぎ、みんなで演奏します。夏休みのスペシャルな会になりそです。体験参加は随時受け付けております。お問合せください。

メール nijinokumo2017@gmail.com




  

Posted by 虹の雲 at 16:47Comments(0)例会

2018年04月17日

「こころとからだを育むアートプロジェクト」始まります!

熊本で長年シュタイナー教育を取り入れた子育てサークル「虹の雲」。いよいよ2018年度も新しくスタートします。
2018年度初回の4月例会は4月22日(日)開催します。
オイリュトミーとぬらし絵、手仕事ではトランスパレントペーパー(光が透き通る色紙)を手でちぎって貼り重ねる窓絵を作ります。小さなお子様から大人まで楽しめます。
今年度は「子どもゆめ基金」からも助成していただき、「こころとからだを育むアートプロジェクト」としてより多くの方にご参加いただける機会を得ることとなりました。
この機会に是非虹の雲の例会にご参加ください。親子共に芸術を通して学びあえる場所です。
どうぞお気軽にお問合せください。


※お問い合わせ先
090-9062-8739(城野)
090-9722-8862(照山)
nijinokumo2017@gmail.com




  

2018年02月01日

2017年10月例会

久しぶりのブログです。
8月9月と例会日にまさか連続での台風での中止だったので、3ヶ月ぶりの開催となりました。
みんな久しぶりの例会で最初はちょっと緊張気味、落ち着かない感じもありましたが、子どもたちは「〇〇、あそぼう〜」とすぐにいつもの調子を取り戻していました。
円になってみんなで今月の歌「こおろぎころころ」を歌い、それぞれのマイニュースを披露。
託児の先生方は保育や音楽の勉強中の大学生で実習真っ只中の忙しい様子でしたが、子どもたちと関わる日々に充実感を感じておられる様子にとても頼もしいな〜と思いました。



午前中は、大人は宇佐美先生のオイリュトミー、子どもたちはとしくら先生とぬらし絵とみつろう粘土の手仕事をしました。

オイリュトミーでは魂の暦第26週ミカエル祭を読んで、そこから感じたことをわかちあい、勇気・意志を後押ししてくれる大天使「ミカエル」をオイリュトミーで体現しました。
ミカエルが見守ってくれていると思うと、自分の意志をもって地に立つ心地よさとともに気持ちが凛として引き締まりました。

手仕事では、うさぎの絵を描き、瓶にみつろう粘土で思い思いのアイディアで飾り付けをしました。
気恥ずかしさからのポーズ?!か、「めんどうくさいなぁ」といった男子達(笑)もいつのまにか夢中で創作活動に没頭していたようです。





瓶は花をいけてもよし、キャンドルをいれてもよし(蝋燭の明かりを通すとこれまたみつろうの色が透けて美しい)、鉛筆立てにしてもよし、窓際にかざってもよし、でいろんな用途がありそうです。
窓際にならんだ瓶がとても美しかったです。


手のぬくもりでだんだんと柔らかくなり、つやが増すみつろうは、自分の手を使い指先に感じるみつろうの感触がまた気持ちを落ち着けてくれるようです。
隣では子どもオイリュトミーが行われていて、宇佐美先生が子どもたちへ語りかける声や子どもたちの楽しそうな笑い声をBGMに、日々の子育て話や、先日、としくら先生がドイツの幼保育の見聞に行かれた際のお話をきいたり、時にはみつろう手仕事に没頭しながら、あっという間の贅沢なひとときでした。

3ヶ月ぶりの例会でしたが、心身ともに整えることができ、とても充実した良い時間でした。

来月は11月5日日曜、同じく風流にて。
子どもの手仕事の時間は、染めや洋服作りをお仕事とされているプロの講師の方をお招きして藍染めを行う予定です。
とても楽しみです〜!
  

Posted by 虹の雲 at 08:26Comments(0)例会

2017年08月05日

7月例会~赤紫蘇の香りとともに~

7月2日、7月の例会を行いました。先月に続き、会場は熊本市内渡鹿の「友の家」※をおかりしました。

今回の子どもたちの午前中の手仕事は「紫蘇ジュースつくり」です。
お天気もよかったので、お庭にでて、それぞれが思い思いの量の赤紫蘇をちぎり、洗って、塩もみをして・・・
持参したカセットコンロでぐつぐつにだして・・・

・・・よい香りが漂います。

この時間、大人たちは全員、ホールでオイリュトミーに参加していましたので、寄り添っていただいたのは平成音大の先生方4名のみ。

前回の「だご汁」作りでとってもよい時間をつくってくださった実績もあり、今回も当日のいきなりの無茶振りにもかかわらず、安心して工程をお任せすることができました。
愉快な先生たちです!⇒
(虹の雲は毎年、平成音大の先生にお手伝いにきていただいてますが、本当に素敵な先生ばかり!息子の進学先に大プッシュしてるくらいです!)

砂金⇒煮出している間に中学生のお兄ちゃんは、「砂金集め」していました。なつかしい・・・



※大人のオイリュトミーは
シュタイナー著「魂のこよみ」から、第15週(夏7月第2週)をとりあげました。

私は 魔法にかけられたかのように
万象の中に
霊のいとなみを感じとる。
そのいとなみが
私を包み込み
私の感覚をにぶらせ
私に力を授ける。
無力な私に与えられた その力こそが
私の限られた自我に他ならない。

今の季節。植物たちのむせ返るような熱気のなかで、私たちが日々五感で感じとること、、だけど、理屈ではなく、無意識に感じ取っていることって、何か他にあるんじゃないかな?そこには、何か大切なメッセージがあるんではないかな?

シュタイナーの超感覚的ともいえる、この詩に正面からじっと向き合う私たち。耳をすませてみるって感じかな。

今回はお父さんの参加もあり、10名ほどのおとなたちで丸くなって、それぞれ感じることをだしあいました。「霊のいとなみ」ってなんだろう、「限られた自我」だなんて、なんでそんな言い方するんだろう??って、、ことばがからだの奥底から何かひきだしてくる感覚は、本当に興味深い体験です。また、ひとりではなく、「同じ空間でともに思考すること」そのものに、、それ自体に何か示唆があるような気がします。そうして、その詩を言葉として十分味わった後、今度はこの詩をオイリュトミーで動いて見ました。ぐるぐる回ったり、直線で交差したり、、。言葉や感情をからだで表現すること、も常に新鮮で面白い。オイリュトミーが治療として行われていることに深く、合点がいきます。

第15週はちょうどクリスマス(第38週)とは、
対極にある内容なので、その辺りも意識して、取り組みました。


←いつもの、一品もちよりランチに今日はできたてのあたたかい紫蘇ジュースがそえられました。
優しい甘さで、何杯もおかわりする子どもたちもいました。おいおい、飲みすぎちゃいかんかもよ??


※「友の家」って?・・・雑誌「婦人の友」の愛読者が集まり学びあう場所です。シュタイナーとは直接関係ないのですが、でもシュタイナーと同時代に生きた羽仁もと子による哲学とシュタイナーとは相通じるものがあるように思います。よりよき社会をめざして「豊かさとは何か?」、足元からできること、家事の勉強をしたり、社会活動に参加したり。友の家には、就学前のこどもたちが学ぶ教室もあります。のぞいてみませんか?

次回は8月6日です。
西原村の「風流」にて9時半集合、10時開始です。
今回は手仕事にキンダーライム主宰のとしくらえみさんがきてくださいます。蜜蝋粘土でどんな作品がうまれるのかな?
楽しみです!








  

Posted by 虹の雲 at 17:59Comments(0)例会

2017年06月06日

2017年5月例会

5月GWの最終日、今月も西原村風流で例会を行いました。


今回は午前のおとなオイリュトミーの時間の間は、子どもたちはロケットストーブで味噌汁作りです。
ロケットストーブベテランのTくんも指導の下、ロケットストーブに火を入れます。
燃えやすい木の枝を教えてもらい、みんなで集めてきて、あっという間に点火。
託児係の大学生のお兄さんお姉さん、パパさんと一緒に持ち寄りの野菜であっというまに味噌汁もできあがり!
まだ物足りない様子の子どもたち、では!と、だごを作ってだご汁にすることにしました。
ハート、星、へびさん!、手打ちうどん?!などなど思い思いのだごができあがり、美味しいだご汁の完成です。



その後、あまっただご生地で棒パン作りをしたり、風流の庭で自然の中を思い思いに駆け回ったり、木陰で一息ついたり、子どもたちは自然に抱かれ、のびのびと過ごしていました。


午後のこどもの時間は、宇佐美先生による年齢別オイリュトミーを行いました。
宇佐美先生のご指導の下、美しいピアノの音色に合わせて、うさぎさんやうまさんなどの動物になったり、リズミカルな動きをみんなで息を合わせて動いたり、空間とみんなと一体になるような調和の心地よさが身体にしみ込んできます。
その日の調子によって、始めは気分が乗らなかった子どももいつのまにか柔らかい笑顔になっていくんです。
本当に不思議、きっと子どもたちもリラックスするんだろうな〜と思います。
また、小学中学年までの子どもたちはうずまきのフォルメンを、高学年以上の子どもたちは紙で円錐を作りました。
思い思いの色で描いたうずまきはどれもきれいでした。
子どもたち、とても楽しかったのか、帰宅した後も宇佐美先生と一緒に描いたうずまきを真剣に何度も描いて復習?!していました。


その間、おとなはシュタイナーコレクション1「こどもの教育」の読書会を行いました。P35 〜P46 までがお題です。
シュタイナーの言葉を足がかりに、子育て中の人もちょっと子育て一段落の人もみんなが日々考えていることなどを共有して思いやまなびを深めることができました。





次回6月例会は
日程 6月11日(日曜日) 
会場 熊本友の会 友の家
   熊本市中央区渡鹿6丁目5-82
時間 9:30 集合 10:00 スタート 15:30 解散予定


随時体験も受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。
メール nijinokumo2017@gmail.com
電話  090-1361-8751(熊谷)
  

Posted by 虹の雲 at 05:30Comments(0)例会

2017年05月31日

2017年4月例会

2017年度4月例会が行われました。

新年度新しくなった虹の雲の活動に、子どもも大人もワクワク! 私も新しいスタートを心より楽しみにしていました。
今年度は会場を西原村にある文化創造館・風流(かざる)に移して活動を行います。
ゆったりした風流(かざる)の空気に包まれ子ども達はのびのびと活動することができました。


子どもの時間は年齢に分かれてぬらし絵と手仕事をやります。
講師はとしくらえみ先生です。東京から虹の雲のために駆けつけていただき本当にありがたいです。

ぬらし絵は思う存分色を味わいながら描かれていきました。さっと終わらせる子もいれば、じっくりゆったりマイペースで描く子もいて、子ども達一人ひとりが自分のペースで色を味わうことができました。

手仕事は、トランスパレント紙を使って素敵な窓飾りを作りました。
黒い画用紙をハサミで切って枠を作ります。そこに思いのままにトランスパレント紙を重ねていきます。
じゃーん! 色とりどりの窓飾りが出来上がりました。





オイリュトミーではじっくりと体を動かし、心と体のバランスやリズムを整えます。講師は長年虹の雲の子ども達を見守り続けてくださっている宇佐美陽一先生です。子ども達は軽やかなピアノの音色を聴きながら心地よさそうに体を動かしていました。





大人の時間は、オイリュトミークラスから始まります。
今年度の時間割では、45分としっかり時間を確保することができましたので、これまで以上にじっくりと体を動かし、自分と向き合うことができました。今回はお父さん参加もあり賑やかでした。お父さんは初めてのオイリュトミーだそうですが、とても滑らかに動いてらっしゃいました。


そして子ども達と同じくぬらし絵と手仕事を楽しみました。
私は久しぶりにぬらし絵をやりましたが、つい考えてしまって子ども達のように自由に筆を動かすことができませんでした。もっともっと自由に筆を滑らせたいな。次回も楽しみです。


次回5月の虹の雲例会は

日程 5月7日(日曜日)
開場 文化創造館・風流(かざる 西原村)
時間 9:30 集合 10:00スタート 15:30解散予定

随時体験も受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。
メール nijinokumo2017@gmail.com
電話 090-1361-8751(熊谷)

  

Posted by 虹の雲 at 17:52Comments(0)例会

2017年03月20日

3月例会報告

こんにちは。

今年度最後の3月例会が3月12日に開催されました。





今回は体験の方も交えながら幼児から小学・中学生まで多学年の子どもたちが共に学ぶことができました。



午前中はいつものようににじみ絵とオイリュトミー。また手仕事は羊毛から毛糸を紡ぐ作業をスピンドルという手作りした道具を使いながらやりました。
子どもたちの小さな手で紡がれる毛糸さん。デコボコでほっこりしていて何ともかわいらしい毛糸です。
季節のテーブルのお雛様も素敵ですね。



新年度は4月例会から始まります。
2017年度は、長年虹の雲を支えてくださっている宇佐美先生によるオイリュトミー、にじみ絵のクラスに加え、手仕事の講師としてとしくらえみさんをお迎えし、子どもと大人もそれぞれに手仕事のクラスが新しく始まります。

新たな虹の雲の活動に私たちもワクワク! 楽しみにしています。

いつでも体験参加できますのでお気軽にお問合せください。

新年度の例会スケジュールです。
4月9日(日)
5月7日(日)
6月11日(日)
7月2日(日)
8月6日(日)?
9月17日(日)
10月15日(日)
11月5日(日)
12月10日(日)クリスマスの集い・りんごろうそく
1月21日(日)
2月18日(日)
3月4日(日)

場所は西原村の風流(かざる) です。
熊本県阿蘇郡西原村宮山1642-1  文化創造館風流

体験等お問合せはお気軽に!

照山 090-9722-8862

  

Posted by 虹の雲 at 14:23Comments(0)例会

2016年10月16日

5~10月例会報告

大変ご無沙汰をしてしまいました。

4月の熊本地震から半年が経ちました。皆さまはその後いかがお過ごしでしょうか? 半年が経過し、やっと落ち着いてきたかと思ったら阿蘇山が噴火しました。
3.11や熊本地震を経験しても、それでも再稼働する原子力発電所…。山の神様が「いい加減にしなさい!」と怒って噴火したのかもしれませんね。

ブログの更新が滞ってしまってご心配をおかけしたかと思います。大変申し訳ありませんでした。虹の雲の活動は、地震の影響で4月だけお休みしましたが、5月からいつも通り、毎月第二日曜日に集まり、活動を続けています。子ども達もみんな元気です。

地震の後、5月の例会は開催するかどうかメンバーは迷っておりましたが、福岡在住の宇佐美先生が私たちのことをとても心配してくださり、こんなときだからこそ集まってにじみ絵をやりましょう! とまだ余震が頻繁に続いていた5月に福岡から駆け付けてくださって例会を行うことができました。宇佐美先生やみんなとの再会は何よりも嬉しく、元気をもらいました。
画用紙いっぱいに描いたレインボー。美しかった!



10月の例会では、小さいクラスはお日様のような円を、大きいクラスはレヒミニスカートを描きました。大人のオイリュトミーでは、このレヒミニスカートを動きました。広がる円のときは大きくスピーディーに、小さな円を動くときはぐっと小さく小さく。難しかったけれど、汗びっしょりになるほど、気持ちよく動くことができました。





次回例会は11月6日(日曜日)

時間はいつも通り9時集合、9時半スタートです。
場所は熊本市大江渡鹿の友の家です。熊本市中央区渡鹿6-5-82

体験もいつでもできますので、お気軽にお問合せください。
体験参加費は1,000円です。





  

Posted by 虹の雲 at 14:43Comments(0)例会

2016年03月27日

3月例会

3月13日
今年度最後の虹の雲の活動を行いました。

朝、いつもの会場に集まるとなんだかざわざわした様子です。何かあったのかな? と車を降りると…、虹の雲始まって以来の会場が手配できていないというハプニングに! え~! が、その場にいたお母さん、宇佐美先生の機転のはやさで、あっという間に別会場を手配することができました。虹の雲の底力を感じました~。

ということで、今回は贅沢にも熊本県立劇場! のお部屋を借りて例会を行いました。
バレエスタジオのようにどーんと鏡があり、いつもと違う会場に子ども達はわくわくしている様子。



お母さん達はいつもと同じように淡々と準備を進めいつも通りにじみ絵からスタートです。
ようやく春らしい気候になってきた今日この頃、桜の開花が待ち遠しいですね。今日のにじみ絵は、寒い冬を乗り越え、エネルギーいっぱいの大地にしっかりと根を張って大木となり、美しい花を咲かせた桜の木を描きました。



小さい子ども達もそれぞれのリズムで筆を滑らせしっとりとにじんでいく色を楽しんでいました。
小学生の子ども達は、宇佐美先生のお話しを良く聞き、先生のお手本に忠実に描いていく様子がなんとも頼もしく感じました。僕は縦にする!と、縦で描き思いっきり力強い桜を描いたお子さんもいましたね。子ども達、それぞれに成長の通過点に立っていて、そのときどきの状況がにじみ絵に映し出されるようで、とてもおもしろかったです。



オイリュトミーはシュタープを使い、いつもの動きをいつものように動きました。小さい子ども達から小学生まで一緒になったクラスだったので最初は賑やかでしたが、宇佐美先生に導かれいつもの動きをするうちに、子ども達はオイリュトミーに集中していきました。





午後は大人のクラスです。
今回は虹の雲のテーマソングを作ろう! ということで、作詞を宇佐美先生にご指導いただきました。
宿題だった、虹の雲をイメージして気に入った言葉をみんなで持ち寄りました。
「明るく光る虹畑」「けやきの森」「みんなのおうち」等々。中には素晴らしい詩を作ってくれたお友達もいました。今回の宿題はそれぞれが歌詞を考え歌を作ってみることです。初めての作業でわからないことだらけですが、宇佐美先生にご指導いただきまがら素敵なテーマソングが出来上がるのを楽しみにしています。

そして今日は一年間ピアノや子ども達の託児などでお世話になった平成音大の学生さん方とも最後の日となりました。お二人とも4月からは社会人として子どもたちと関わる仕事に就かれます。虹の雲で培った経験を生かし、保育の現場でも是非生かしていただきたいですね。いつもにこやかに子ども達と接してくださって本当にありがとうございました。



虹の雲次回例会は新年度初めての会です。
いつも通り第二日曜日4月10日(日)に行います。見学・体験は随時受け付けています。お気軽にお問い合わせください。 
担当 照山 090-9722-8864


  

Posted by 虹の雲 at 23:13Comments(0)例会

2016年03月14日

2016年1月例会

2016年1月の例会を行いました。




小さいクラス
始まりの会では、メンバーが最近の事を話す時間があります。その中で、お正月には家族で熊本城へ行き、初日の出を見ることが恒例になっていて、今年の初日の出はとてもきれいだったという話がありました。そこで、小さい子のクラスでは日の出を描きました。
最初に先生が、黄色で大地、青色でお空を描きます。画用紙の真ん中を丸く色抜きして、その場所に赤色できれいな真ん丸お日様が現れると、うっとり見とれている子どもたち。
その後は子ども達が自分で描きます。3色それぞれの色と、画用紙の上で重なり合い変化する色彩に、何か心にしみる感覚が生じます。また、子ども達は予測できない動きをする筆先に感動してしまいます。不思議だな~と毎回見とれてしまいます。





オイリュトミーは静かに手をつなぎゆっくり歩くことから始まります。輪になるとオイリュトミーの世界にみんな入り込んでいきます。子ども達は先生の動きを見つめ集中します。先生は一言も真似するようになんて言わないのですが、子ども達は一生懸命真似しようとするのです。時には「嬉しい」という感情が体全体から溢れている子もいて、そのような場面に大人もにっこりしてしまいます。



今月の季節のテーブルは「冬の王様」が雪の中に立ち、宝物を手にしていました。周りには簀賞や美しい石、木のはが並びます。1月6日は3人の王様がイエスキリストに贈り物をした日です。マリアはそれを受け取るとイエスキリストを連れて旅立つのです。
永久歯が生え始めると、これまで体をつくることに向かっていたエネルギーが、頭(知的思考力)に向かいます。季節のテーブルにある、水晶のフォルム、知的に凝固している状態です。このような成長段階にある大きな子どものクラスでは画用紙いっぱいに三角を描きました。成長段階の異なる中学生の絵と小学生の絵の違いに、抽象的な概念が段階を追って成長していくことが見えて興味深く感じました。



大人クラス
先月12月26日は宇佐美先生と、としくらえみさんの結婚式でした。当日のお写真を見せていただきました。なんて素敵なお二人…今後お二人の力が混ざり合いすごいことが起きるような予感を感じました。本当におめでとうございます。
また、宇佐美先生の昔のお写真と共にどのような活動をされてきたかという話を伺うことができました。芸術と深く関わってこられたこと、興味があることを突き詰めてこられたことなどを聞いて深く尊敬の念を抱くとともに大きな刺激をもらいました。シュタイナーは自由な人間を育てる方法(教育)を考えました。そのような人間がこれからも世界に変化をもたらしてゆくのだと。まさにそのお手本が宇佐美先生だと思います。現代は情報の増大、グローバル化が進み、「選択肢」がたくさんあるようですが、「実際には逆に少なくなっている」とお話しがありました。幸せの価値観を外部の情報からでなく自分軸で考える。そのための心と体をつくっているのがこの会だと思うのです。今年もたくさんの学びと育ちを共に歩んでまいりましょう。
最後にみんなで「ハレルヤ」のオイリュトミーで終わりました
  

Posted by 虹の雲 at 22:16Comments(0)例会

2015年11月01日

9月例会報告

9月13日 9月の例会報告です。

●季節のテーブル
羊毛のかぼちゃ人形と秋の味覚かぼちゃに栗が並び賑やかです。季節のテーブルは1日の間にどんどん変化していきます。なぜって、子どもも大人も眺めるだけでなく、その空間で遊んでしまうから。季節のテーブルウォッチングも楽しいものです。





●子どもクラス にじみ絵
小さい子どもは「柿と栗」を描きました。
画用紙いっぱい黄色をぬっていきます。そして真ん中に赤でまんまるを。そこに青でガクをかくと、あら不思議!柿の実になりました。側で見ていた大人が驚いているのですから、子どもにはどのように感じたのでしょうか?
3、4歳の小さな子どもは自由に描きます。今日2回目の男の子はそれはそれは熱心に筆を動かしていました。



大きい子どもは夕日を描きました。秋の夕日。夕日というと何か心にしみるジーンとする気持ちになりませんか?何がそのような気持ちにさせるのでしょう。シュタイナーは1日の始まりは夕刻(他の国や宗教でも同じようにいっているところもありますよ)だと言っています。ねむっている時間を特別なもと考えているからでしょうか…興味がある人は調べて下さいね。ともかく、夕日の色は人に魔術をかけるのかもしれませんね。子ども達が描いた夕日もそれぞれなんとも言えない味わいがあります。それぞれ描きながら何を思ったのかしら…夏の思い出かもしれませんね。



今日は宇佐美先生の計らいでオイリュトミーの時間をしっかりとってたっぷりみっちりやったようです。





●手仕事は『お月見団子』です。
小さなクラスの子ども達も集中してすべての工程を自分たちでやりました。道具が2つずつでしたので、交代しながらわいわいやっていました。子ども同士の関わりもみていて微笑ましい光景でした。食べるときは自分でつくった団子を探して取っていました。同じように見えてそれぞれちがうのか子ども達にはわかるようです。
●大人クラス
毎年恒例のクリスマスの集いで大人クラスのオイリュトミーを発表しています。今日は作品の話し合いから。意見を出し合って今年は『きよしこのよる』をやることに。宇佐美先生が美しいフォルムと動きをその場で創り上げて下さいました。紙面上の歌詞がみるみる空間の動きと変わっていく様は本当に刺激的です。宇佐美先生の頭の中はどのようになっているのか不思議に思います。そうそう宇佐美先生の福岡でのコンサート「おんがくは聴いている」の音源がCD化されました。さっそく購入。宇佐美先生の不思議ワールドを体感できますので問い合わせして下さいね。
さて、大人オイリュトミーの発表作品はできました。今から楽しみです。
今年になり2組のご家族が新しく会員になっていただきました。どうぞつながりあって楽しい会にしていきましょうね。
  

Posted by 虹の雲 at 17:18Comments(0)例会

2015年11月01日

10月例会報告

10月11日 虹の雲 例会報告です。

季節のテーブルには可愛らしい小人さんたちやドングリ、松ぼっくり等々。ほっこり秋らしいテーブルでした。



【今月の歌】
「こおろぎころころ」

こおろぎ ころころ いとをひく いとをひく
さむさが くるから いとをひく

【にじみ絵】
今回は運動会や稲刈りなど、季節の行事が重なり、参加者が少なかったので、小さいお友達、低学年、高学年合同のクラスでした。

にじみ絵の前に… おや? 宇佐美先生と一緒に子ども達は外へ出かけて行きました。お散歩かな…? しばらくして、ねこじゃらしや、落ち葉、鳥の羽、石ころ、木の枝などを持って帰ってきました。植物、鉱物、動物が集い、いつもとは違う始まりに子どもたちもわくわくしている様子です。



いよいよにじみ絵の始まりです。先ほどお散歩で拾ってきた木の枝や石ころは、画材として使うのだそうです。なるほど~。 まずは筆で青と黄色を広げていきます。それから好きな画材を選び絵具をつけて作品を仕上げました。石で描いた線は鉱物らしく固く鋭い線で描かれていました。鳥の羽で描いた線は飛ぶように羽の柔らかな感じが伝わってきました。筆で描いた色と、拾ってきた画材を使って描いた色。異質のものがうまく溶け合って、どれも素晴らしくおもしろい作品に仕上がりました。





【子どもオイリュトミー】
小さいお友達から小学3年生までの計5人の合同クラスでした。宇佐美先生のお導きのもと、子ども達はとても気持ちよさそうに、ふわりと体を動かし、リズムを整えていました。




【一品持ち寄りランチタイム】
無農薬・無化学肥料のお野菜をたっぷり使った持ち寄りランチは、毎回どれも美味しくて、お母さんたちの愛情が伝わってくる幸せな時間です。みんなでお腹いっぱいいただきました。ごちそうさまでした。



【大人クラス】
午後は大人の学びの時間です。「魂のこよみ」第27週を読み解きました。

「魂のこよみ」  
第27週
存在の深みに降りていく
予感と憧れに誘われ
自己を考察しながら
私は自分を見出す
私は夏の贈りものだ
私は秋の日に萌える芽となり
魂の熱い力となって働く

【大人オイリュトミー】
11月29日の「虹の雲クリスマスの集い」で、大人オイリュトミークラスは「きよしこのよる」をオイリュトミーで表現します。それへ向けて特訓(笑)が始まりました。体の動き、手の動き、歩き方を確認しながら一つ一つの動きを丁寧に動きました。先月お休みしてしまった私は久しぶりのオイリュトミーでしたが、とても気持ちよく動くことができました。今回の「きよしこのよる」は宇佐美先生の振り付けがとても素晴らしく、りんごろうそくの日にぴったりの作品だと思います。「虹の雲クリスマスの集い」での発表を楽しみにしていてくださいね。




ブログ係りNです。私が仕事で環境が変わりバタバタしているところにパソコンが故障したりと、なかなかブログに手が付けられず大変ご迷惑をおかけしました。今後はコンスタントにアップできるよう続けていきますのでよろしくお願い致します。

次回は11月例会です。11月8日(日)10時始まりです。 場所は熊本市中央区大江渡鹿 友の家 です。詳しくはお問合せください。
  

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2015年04月27日

4月27日の記事

虹の雲4月の例会報告です。
4月12日は今年度の始まりの会でした。



新しい学校、新しいクラス、新しい先生…、それぞれに新しい春を迎えた子どもたちは、前回から1か月しか経ってないのにも関わらず、どことなくお兄さん、お姉さんになったように思いました。子ども達は、新しい環境のなかで緊張して日々を過ごしているのかもしれませんね。目まぐるしく時が過ぎる日常のなかで、この虹の雲の存在が、子どもたちが大地にしっかり足を付け自分らしくあるよう、子ども達を支えててくれる場所になっていると思います。宇佐美先生今年度もよろしくお願い致します。

今月の歌は「おちゃをのみに」 
お茶を飲みに来てください  はい こんにちは
いろいろお世話になりました はい さようなら

Nさんの優しいライヤーの音色が歌と共に私たちの魂に優しく語り掛けてくれているようでした。
そしてみんなで輪になって歌いながら「お茶を飲みにきてください」のわらべ歌遊びをしました。歌いながら右に行ったり、左にいったり、お辞儀をして、こんにちは、さようなら♪子どもも大人も一緒にみんなで今月の歌を楽しみました。

【幼児クラス】
★にじみ絵


宇佐美先生のお手本は、五芒星系を描き、それがいつのまにか大地にしっかりと足をつけた「人」になりました。小さい子ども達も先生お手本をしっかり見て、思い思いに色を入れていきました。色の濃淡も様ざまで、とってもユニークで個性的なにじみ絵が出来上がりました。





★オイリュトミー
今月も元気いっぱいの幼児さんたち。馬に乗ったり、自転車にのったり、シュタープを上手に使って、軽やかに体を動かしました。


【低学年クラス】
★にじみ絵
大地にしっかりと根付き、黄色い花を咲かせたタンポポを描きました。まずは青色で空を描き、次に赤で大地に色を入れていきます。このクラスの子どもたちは、最近特に先生のお手本をよくみて、先生の話しをよく聞き、丁寧ににじみ絵に取り組んでいます。優しくて、色鮮やかで、力強いタンポポが描かれました。






★オイリュトミー
シュタープをつなげて長い列車になったり、自転車に乗ったりして会場内を元気よく動きました。シュタープを頭の上に乗せて歩く動きも上手に出来ていました。




【高学年クラス】
★にじみ絵
今回は、中1、小5、小4のクラスです。さすがにお兄さん、お姉さんたち、タンポポの根の部分も丁寧に細かく筆を入れていきました。背景の青が濃すぎるようであれば、青色を筆で取り除き、そこに黄色いタンポポを描きました。そうすると、黄色が濁らず、お日様のような鮮やかな黄色いタンポポを描くことが出来ました。



★オイリュトミー
シュタープを頭の上に乗せて歩く動きも、先生のお手本にならい、とても美しく動けるようになりました。さすが! お兄さん、お姉さん! です。また基本の動きに加え、3人で輪になり、シュタープをやり取りする動きをしました。回を重ねるごとに安定感が増し、スムースに動けるようになりました。




【今月の手仕事】
今月の手仕事は、イースターの卵を作りました。
春分の日の3月21日を境に太陽は月より強くなり、太陽の軌道は広がり高くなります。春分後の満月のあとの日曜日にイースターのお祝いします。今年は4月5日の日曜日がイースターをお祝いする日でしたね。
イースターエッグというように、イースターではなぜ卵をモチーフにするのでしょう? フィンランドの叙情詩「カレワラ」の中にも世界の誕生は卵からだと書いてあります。それによると、卵の殻の上の部分から空ができ、下の部分は地になり、卵黄は太陽に、卵白は月になります。それと同時に卵は永遠のシンボルであり、消えることも滅びることもない人間の本質と考えられているそうです。

子どもたちは、お家で準備してきた卵の殻に、色紙を細かくしして糊で貼り、とても可愛らしいイースターエッグを作りました。色とりどりのイースターエッグが窓辺を賑やかに彩りました。





【お話し会】
今回の午後の時間は、虹の雲に興味を持っていただいた方に参加していただき、お話し会を行いました。学校のこと、シュタイナー教育のこと、オイリュトミーやにじみ絵のことについてお話ししました。また、宇佐美先生には主にシュタイナー教育のことについてお話しいただきました。

インターネットや電子ゲームがこれだけ普及する現代、個人的にも日々子育てしにくい社会だな…と実感しています。学校の25人のクラスでゲームを持っていないのはうちの子だけ、特に男の子たちはゲームに魂を吸い取られてしまっている様子です…。お友達と遊ぶのもゲームありき。友達と遊んでるのではなく、ゲームに遊ばれている今の子どもたち…、見ていて本当に気の毒に思います。大人が子どもたちをそうしてしまっているのですよね。だからこそ、虹の雲の活動が子ども達にとってとても有意義な時間だなと思います。

お話し会では宇佐美先生にシュタイナーの七年周期説についてお話しいただきました。0~7歳までは体・生命体を育む時期であること。7~14歳までは感情の部分であるアストラル体が形成され、14~21歳までは思考の力が形成されていきます。例えば、2、3歳の小さなお子さんに学習的要素のある勉強をさせてしまうと、体が発達する前に頭だけ発達してしまい、後に体に異常をきたすようなことがあります。
また、子ども達に与えるおもちゃについても話題に上りました。特に男の子に人気かと思いますが、レゴやKAPLAなど、カタチが決まっていて、それを組み合わせていくようなおもちゃは、子どもたちから想像力を奪ってしまうそうです。(どっちとも我が家にあります~汗)ファンタジーも人生も、決まったことの組み合わせではなく、予期せぬことの連続ですよね。
だからこそ、想像力を育むことはとても大切なことだと考えます。

今回初めて参加された方からも様ざまな質問もあり、宇佐美先生には実例を交えながら細やかにお答えいただきました。現メンバーの私たちも、シュタイナー教育の基礎を見つめなおすきっかけとなりました。宇佐美先生本当にありがとうございました。今回お話し会に参加してくださった方より、来月の体験のお申込みをいただきました。また新しいご縁が生まれそうで今から楽しみにしています。

次回の例会のご案内です。
5月10日(日)10:00~ 熊本友の会(熊本市中央区渡鹿6-5-82)
問い合わせ:090-9722-8862  
t.momiji@ezweb.ne.jp(照山)
  

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2015年04月10日

3月例会報告

3月15日

虹の雲の今年度最後の例会が大津の室公民館にて行われました。


季節のテーブルにはお内裏様とお雛様が飾られました。なんだか子ども達のことを見守ってくれているようですね。

始まりの会ではみんなから一言ずつ、今月のニュースを発表します。山の中でイノシシと遭遇したことや、もうすぐ卒業で新しい春を楽しみにしていることなど、いろんなニュースを子ども達が話してくれました。そして、大人も子どももみんなで3・11東日本大震災のことについて考えました。震災から4年が経ち、特に原発事故のことは風化しているように感じることもありますが、決して忘れずに心に持ち続けようと、大人も子どももみんなで話すことができました。

【幼児クラス】
まずはにじみ絵です。
最初に四隅に青を置き、赤で花びらを、黄色をその中に置き・・・春を感じさせる花が描かれました。子ども達はすごい集中力で思い思いの花が次々に出来上がりました。3歳の小さなお子さんも、お兄さん、お姉さんと一緒に先生の説明を聞き、そのあとは自分の想像力を膨らませながら一気ににじみ絵を仕上げていました。



そして次はオイリュトミーの時間です。
両方の腕の上でシュタープを転がしたり、体の後ろ側でキャッチしたり、基本の動作を繰り返しました。最後は天使の自転車になって軽やかに駆け回りました。




【小学生クラス】
にじみ絵では花びらが7枚ある花を描きました。今回の小学生クラスは男の子たちが多かったけれど、じっくりと色を味わいながらにじみ絵を楽しんでいるようでした。
花の花びらって何枚あるかな? 花びらが7枚ある花って何だと思う?  という先生の質問に、子どもたちは「4枚!」とか、「バラ」、「菜の花」とかいろんな答えがありましたが、7枚の花びらの花は自然界には存在しないそうです。 子どもたちが描いた7枚の花びらの花はどれも素晴らしい作品でした。



次はいよいよオイリュトミーです。円になって手をつなぎ、大きな円になったり小さな円になったり、次は手も大きく動かしまがら大小の円を動きます。シュタープを頭の上に乗せてゆっくりと歩きます。ペアになってシュタープをリズムにのってやり取りする動きもずいぶんとスムーズに動いていました。


オイリュトミーで動くことで、子ども達は自分の体と心を解き放ち、そして体と心のリズムを整えているようです。




【大人クラス】
今回は宇佐美先生からドイツのお話しを伺いました。先生は、3月上旬ドイツで開催されたアートフェスティバルに参加されてきたばかりで、その時の様子を早速報告していただけるなんとも贅沢な機会でした。アートフェスティバルでは宇佐美先生ととしくらえみさんとお二人で、書を取り入れたパフォーマンスを即興で発表されました。画面を通して拝見しましたが、動・詩・書 から生み出される素晴らしい作品でした。お二人の和装のお姿も素敵でした~☆ 
そのほか、先生のドイツ留学時代のお話しや、ドイツのシュタイナー学校の教育課程などについてお聞きしました。それは日本の教育システムとかけ離れた内容で、聞いていて心はあっという間にドイツにワープしていました。先生の留学時代のおもしろエピソードも交えつつ、ずっとお話しを聞いていたかったです。宇佐美先生 ありがとうございました。


そして、今回は長年にわたり虹の雲を支え続けてくださったTさんとのお別れの会でもありました。Tさんの優しいライアーの音色に子どもも親も癒され、励まされていました。Tさん 本当にありがとうございました。いつまでも虹の雲のことを見守っていてください。

※次回例会のお知らせです
次回例会は4月12日 10時~ 熊本市中央区大江渡鹿6-5-82 熊本友の会 で開催します。
午後13時半からは、「宇佐美先生のシュタイナー子育てお話し会」があります。にじみ絵やオイリュトミーについてお話しいただきますので、虹の雲の活動を知っていただく機会になると考えています。普段の活動ではなかな聞けないお話しですので、お時間ある方は是非ご参加ください。

  

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2015年02月12日

2月例会報告

2月1日 例会を行いました。




【幼児クラス にじみ絵/オイリュトミー】

幼児クラスは2歳から6歳までの5人です。

両手で画板を持つのがやっとのお友達もいる中、みんな積極的に画板を持って画用紙をもらいに行きます。

準備が整ったら、まずは先生のお手本から。

まずは画用紙の下1/3くらいに赤色で二つこぶの山を描きます。

その後は青色で空を半円の筋を重ねるようにして描いていきます。そして、赤色と青色の間を黄色で縁取ると、
色が混ざり合い、きれいな緑色になりました。そして空に浮かぶ雲をタオルで空の青を雲の形を拭き取り表現すると…、
春を待つ山と空の様子が画用紙に浮かび上がりました!



美しいにじみ絵の完成にみんなの表情もわくわく。

さあ、いよいよ子供達の番です。

先生が説明する度、その口真似をして、みんなの笑いを誘っていたムードメーカーのK君も自分が描く番になると俄然、真剣な表情で集中。

色が混ざらないように1色使った後は水がたっぷり入った瓶でトントンと筆をたたきながら洗い、筆先を指でぎゅっとしぼって余分な水分を落として、新たな絵の具をつけていきます。

この段取りもすっかり板についてきた小さな子供達。

最年少の2歳のTちゃんもお母さんと一緒にトライ!

思い思いの春を待ちわびる山と空の光景が完成しました。


そして、次はオイリュトミーです。

今日は、ウクライナの民話「てぶくろ」を題材に先生の身振り手振りを交えたお話から始まりました。寒—
い雪の中、おじいさんが落とした手袋に小さいネズミからかえる、うさぎ、とだんだん大きな動物が入っていき、、、最後は大きなくま!小さな手袋に次々とぎゅうぎゅう詰めになりながらも動物たちが入っていく様子を身体を一杯使って再現し、まるで自分も手袋の中にいるよう。子供達の想像力もますます広がっていくようです。最後は身体もぽっかぽか。

ストーリーを楽しみながらいつにもましてにこにこの子供達でした。



【低学年クラス にじみ絵/オイリュトミー】

小学校低学年の子供達は4人です。

最近、剣や刀に夢中のT君、先生の粋な計らいで幼児クラスで描いた雲を十字の剣の形で描くことになりました。水分を多く含んだ画用紙で色のにじみ方を楽しんだり、幼児よりも細かな描き方ができる小学生達は山や空に宝箱や剣の形をタオルで拭き取り描き出したり、楽しみ方がまた違っておもしろいなーと眺めます。






そして、自分が今、興味を持っていることがより反映されたにじみ絵になることも興味深かったです。


オイリュトミーではモーツァルトのソナタを伴奏に輪になり銅棒を素早く動かし回していくという巧緻性や協調性をより必要とする動きをしました。心地よいピアノの音に身をゆだねつつみんなと息を合わせ、仲間、空間をも一体となる感覚です。幼児クラスとの大きな違いは音楽の速さ。たった数年の違いでこんなにも身体の動きに違いが出てくるのだなと改めて子供の成長に目を見張りました。








【高学年クラス にじみ絵/オイリュトミー】

最後は高学年のお兄ちゃん二人。

同じにじみ絵を描きますが、お兄ちゃん達には先生からその絵の意味合いが説明されました。

山を赤で描くのですが、お日様に照らされた山、大地にそのエネルギーや熱が蓄えられ、その恵みを受けてたくさんの生命が宿るということ。

日の光を直接浴びてエネルギーを受けるのではなく、大地にエネルギーを注いでくれているということ。そういえば、昔から日よけや帽子、日傘を利用してきたということは直接の日光は害にもなるということでもあると。

先生の言葉を私なりに解釈しての言葉なので、ちょっと違うかもしれませんが、うーん、本当にそうだな〜と今日のにじみ絵にもいろいろと思いを巡らすことができました。





そして、オイリュトミーはまたさらにリズムが早くなり、より複雑な動きが組み入れられます。そして、集中力もさすがお兄ちゃん達、しっかり先生の動きをみながら、自分なりにどうしたらうまくいくか工夫したり、より自分の身体の感覚や調和を意識しながら取り組む様子が頼もしくも思いました。



にじみ絵で心をほぐし、オイリュトミーで身体をほぐし、眺めている私も癒やされた、今日も素晴らしい時間でした。



【大人オイリュトミーの時間】

午後からは大人オイリュトミーの時間です。

まずは「魂のこよみ」。
今回は第45週です。

第45週
思考の力が強まる。
霊の誕生に力づけられて
その力が 感覚の暗い印象を
明るい光で充たす。
魂が生成する宇宙に
帰依するとき、
感覚の世界が
思考の光を受けて輝く。


うーん今回もまた奥深いお言葉…。
この文章を読み解くなかで、
自然科学を邁進した現代について、ギリシャ・ローマ・ヨーロッパの時代背景、「意識魂」「悟性魂」「感情魂」、社会芸術の必要性等々…、様ざまな観点から深く掘り下げてお話しいただきました。
また、私たちの魂が進化するために重要なことは「リズム」であることも。オイリュトミーの中にも規則正しいリズムがありますね。日常でも生活のリズムを整えることがそのことを高めることができるそうです。毎朝同じ時間に起き、毎晩同じ時間に寝て、毎日同じものをいただく等…規則正しいリズムある生活について、改めて考える機会となりました。現代を生きる私たちが、このようなことを考えることがたいへん意味のあることだと思います。

毎回のことですが、今回も宇佐美先生から非常に興味深いお話しを伺うことができ、たいへん有意義な時間となりました。


次はいよいよオイリュトミーです。
まずはシュタープを使っていつものリズムでいつものように動きます。
体と心がふわっと軽くなり、ほぐれていくのがわかります。

その後は、黒板に即興で書かれた宇佐美先生の振り付けで動きました。音の高低に合わせて手を高くしたり、低くしたり、曲に合わせて膨らんだり、小さくなったり…。今回の振り付けは初めてだったので私には難しかったけれど、次回はもう少し上手く動けるといいな☆
宇佐美先生のオイリュトミーレッスン、終了後は爽快な気分になり、とても心地良いのです。また次回を楽しみにしております。  

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2015年02月04日

1月例会報告

2015年1月例会・1月11日(日)


今年もよろしくお願いいたします。





*今月のうた*
「うぐいす」


*はじまりの会・全体オイリュトミー*
   今年はじめての、虹の雲例会。
   新年の抱負を1人ずつ話しました。クリスマスのつどいから1カ月以上ぶりに会う
   お友だちに、嬉しいし恥ずかしいで、あいさつが口ぱくだったり、ちょっとかくれ
   ちゃったりしながらも、小さい子の番に励ますお兄ちゃんの姿や、意外にしっかり
   とした事を言う姿に驚いたりと、和やかな雰囲気で今年も始まりました。


*子どもオイリュトミーの時間*
   幼児クラス4人・低学年クラス4人・高学年クラス4人
   それぞれの回に、大学生のおねえさんも加わってくださり、楽しみながら動きました。

   幼児クラスで、ここでもまた、嬉し恥ずかしなのか、ちょっと違うことをしてみせたり、
   オーバーな動きをしてみたりと、自己アピールをしているような様子も見えましたが、
   それは、自分と他(人・物)との違いに気がついたということ、それを確かめている
   様子だということを知り、
   それでも、所々は、きっちり動いてみたり、やっぱりオイリュトミーは、好きなのだな
   と思わせる所もあり、
   月に1度の集まりですが、子どもは確実に成長しているのだということを感じさせられ
   ました。


*にじみ絵*


   今月は、楽しいことになりました。
   年明け全員での、“大描き初め大会!”といった感じで、“親子ではない大人と子どものペア”
   で、1枚の画用紙をはさんで向かい合わせに座り、ひと筆、あくまでもひと筆ずつ。
   筆が上がったら「はい交代っ!!」と、色を重ねていきました。


   子どもたちは、迷わずすーと。大人たちは「ん、んー?」次のひと筆を、どうしよう・・・。
        子どもの期待に応えるか?うらぎるか?迷ってしまったのは、私だけでしょうか。
        迷いつつも「えいっ」と入れたひと筆で、「あ、かわいくなった!」と、
        思わぬ反応を示してくれた男の子に、ほっとしうれしくなり肩の力がぬけた大人・・
        なのでありました。






*手仕事*
「あみもの」
   自分たちの順番を待っている間の手仕事は、それぞれに応じた「あみもの」。
   大きい子たちは、かぎばりや編み棒を使って。
   小さい子たちは、ゆびあみなど。途中、あやとりになったり。
   上手にゆびあみをしているお友だちを見て、ゆびあみをしたくなったり。
   もっと編みたいので、また次も「あみもの」でお願いします!


  

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2014年11月19日

11月例会

11月9日(日) 例会を行いました。




幼児グループのにじみ絵。今日は3人です。
今回はクリスマス会も近づいてきて、クリスマスツリーのもみの木を描くことになりました。
まずは黄色でもみの木の輪郭を描きます。一番小さなお友達は3歳、直感的にダイナミッ
クな筆遣いです。一方、5歳と6歳のお姉ちゃん二人は先生のお手本と見比べて、大きさ
や形などじっくり考えながらゆっくり筆を進めていきます。
そして、次は赤色で地面の土を描きます。
さらに、最初に描いた黄色のもみの木の上に青色を乗せていくと、、青色と黄色が混ざり合
い、グラデーションのかかった緑色に変身!水で濡らした画用紙に絵の具をのせていくので、
色を乗せると少しずつ周りに色が広がっていき、そのグラデーションもとても美しいのです。
その青色で今度は空を描き、さらにそのまま地面の赤色ともみの木の黄色をつなげるように
描くと茶色に変化し、しっかりとしたもみの木の幹も生まれました。さらに赤色でもみの木にり
んごを飾り付けます。
先生のお手本に習って同じ手順で描いていくのですが、それぞれの年齢、性格、そのときの
体調や気持ちの様子でそれぞれに全く違うにじみ絵が生まれるのも、大人としても興味深く、
「へー、この子は今はこんな状態なんだな〜」とか再発見するのも楽しいものです。
最年少のお友達は大きな枝に大きなリンゴ、ダイナミックで屈託のない絵、そしてお姉ちゃん
二人は慎重に少しずつ描き、リンゴも繊細で芽生えてきた理性が垣間見える感受性豊かな絵となりました。

それぞれのおうちでの冬を彩る素敵なもみの木ができあがりました!

さて、次はオイリュトミーです。
先生の踊りを真似ながら、心地よい穏やかなライアーの音色とともにへびさん、うさぎさん、
馬さん、天使と七変化。いつも同じ流れで踊るのですが、最初は気分が乗らなかったりする
子供もいつのまにかにこにこ顔でみんなについていきます。そして、付き添いの私もいつの
まにか先生の動きやライアーの音色、みんなの息づかいに引き込まれ、ぼかぼかの温かい
夢の世界を駆け巡っているような錯覚に陥っています。
最後はみんなで輪になり、「日の光を受けた豊かな実を結びますように、そのように私たちに
も光の種がありますように」と願い、さよならぴょん!で先生とさようならの挨拶。
はー、気持ちよかったー。今日も宇佐美先生と子供達に穏やかで温かな気持ちを思いださせ
てもらって、心と身体を整えてもらった時間でした。




小・中学生クラス

にじみ絵
「今日は一緒に描きましょう。」
いつもは先生がお手本を見せて下さいますが、
先生の声に子ども達はドキドキしているようです。
水に浸した画用紙を縦に置くと、画用紙の膨らみや泡を子ども達は丁寧にスポンジで消していきます。
「色のグラデーションでキャンドルの炎を描きましょう。」
子ども達はそれぞれに自分の思い描くキャンドルの炎を心に灯します。

まずは青をたっぷり筆につけて、左右に縦に膨らませて描きます。
「ピーナッツみたいだね!」
子ども達の可愛らしい声。
さらに内側に青を広げていきます。

次は黄色です。青に重ねていきます。
「青の中に浸透させていきましょう。」
重なったところが温かな緑色に変わります。

筆を洗ってもう一度黄色です。
「今度は青と混ざらないように黄色を内側へ塗りましょう。」
子ども達の表情から描くことに集中していることがわかります。

さらに赤を黄色に重ねて、中心に白い部分が残るように描いていきます。
黄色に赤が浸透して夕焼けのような橙色へと変わります。

もう一度黄色を中心に白い部分を残しながら赤の内側に塗ります。
「白い部分が輝いて見えませんか?」
子ども達は自分の描いた絵を見つめます。

最後にまた青です。最初に塗った青の上に重ねて、青を深くしていきます。
そうすると、白い部分がもっと輝いて見えます。

「描く時は紙からはみ出すように描くと、広がりが出て良い絵になります。」
子ども達の想像力のように、描いた絵もどこまでも続いているかのようです。

出来上がった絵は、どれも綺麗なキャンドルの炎を灯していました。子ども達はクリスマスが近づく季節を感じているようでした。




オイリュトミー

透き通るようなピアノの響きと、先生の動きに吸い込まれるように、子ども達のオイリュトミーが
始まります。

みんなで手を繋いで円になり、ゆっくり動きながら呼吸を合わせていきます。

子ども達の呼吸が整うと、だんだんと動きも広がっていきます。
中から外へ広がっていく動き、外から中へ集まっていく動き。
子ども達の動きで部屋の空気が動きだします。

子ども達の息が合い始めたら、今度は交互に動きます。

子ども達は、広がりと中心へ集る感覚を身体で感じます。

今日もみんなで、オイリュトミーのダンスで同じ空間を共有し、この瞬間でしか出来ない空気の流れを
作り出すことができました。



今月の手仕事は・・・

「すすき(芒)のほうき」作り!熊本市内のすすき、高森のすすき、玉名のすすき。作りながら、効果的に穂をおとす方法もみつけだし、、、
みんな夢中になってやってました(^O^)楽しーー!!







  

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2014年11月08日

10月例会報告

10月12日(日)例会を行いました。


 台風の近づく強風の中、今月は大津町に集いました。
 体験で参加のお友だちも一緒に、雄大な景色のみえるとてもりっぱな会場で、はじまりました。




*今月のうた*
「わたしを守ってくれる天使」


*子どもオイリュトミーの時間*
にじみ絵を2グループ、オイリュトミーを3グループにわけて、にじみ絵から始まりました。
   にじみ絵では「秋の気分」を色で表現。
   先生のお手本を見ながら子どもたちからは、「月?」「朝の太陽?」「つぎは青がいい!」と
   自由な発想がとびだしていました。

   オイリュトミーの幼児クラスでは、子どもたちのいきいきとした動きと、
   ライアー・グロッケン・ハンドウッドブロックの伴奏が、心地よく響きあっていました。








*手仕事*
「栗クリーム作り」
   自分たちの順番を待っている間の手仕事は、やったね!「栗クリーム作り」!
   仲間のお庭でとれた茹で栗を、みんなスプーンで、ほじほじ。
   鍋いっぱいになった栗に豆乳ときび糖をたして煮ました。
   午後のおやつタイムには、パンにつけて食べました。残りはおみやげ。
   家でそれぞれに、また会話に花が咲いたことでしょう。





おとなのじかん

魂の暦 ミカエルの季節を朗読(復活祭からちょうど1年の折り返しの時期)、
感じたことをシェアしあいました。
*「大自然」「母なる大地」という言葉
宇宙と霊との関係が多い中で、ここで突然「大自然」と、リアルな目の前のことがテーマとなる。目が覚めるように異質な、違う響きのあるページ。
私たち人間は、大自然に仕えていきます。責任があります。という、今の時代にこそ大切なメッセージを感じました。
*ミカエルとは、「神のようなものは誰?」という疑問形の意。その答えは?「私たち人間」

そのあとのオイリュトミーでは、りんごろうそくの日にむけて、
「聖夜の気分」をうごきました。
先生の朗読が始まると同時に動きだし、終わると同時に動き終わるということに注意しながら。
また体が動く方向とは反対の方向にエーテル体が流れていくことを感じたり、
それぞれのセンテンスの意味を感じたりして動きました。

最後の全体オイリュトミーでは、朝の会で歌い、動いた「私の天使」で終わりました。

  

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2014年10月10日

9月例会報告


9月21日虹の雲9月の例会行いました。
9月の季節のテーブル





幼児クラス
~オイリュトミー~
今月のうたは「お月様」。うたいながら、てをつなぎ、弧を描くように、ゆっくりと歩きはじめます。
(先生に連れられて歩くだけなんだけど、オイリュトミーの空間に確実に誘われていくのがわかります、あっという間です、さすが幼児!)
今日は月に向かっていくのかな。
幼児さん オイリュトミー


みんなで季節のテーブルに寄り道、「お月様がうかんでいるね」「うさぎさんがいるね」
「おだんごいくつあるかなー」「僕が作ったおだんご!」

ひとりづつ「魔法の棒(シュタープ)」を受け取り、ふたたび真ん中へ。床におき端をつなげると、今日は綺麗な六角形に。「きれいだねー」

みんなで作ったそのかたちの中に、「ちょっと、つま先だけ入ってみようか。」「どーんって入るよ」「そーっと入るよ」

伸ばした両腕で棒を転がすと「おせんべい」が焼けるし、かがんでお尻にあてると、「バスに乗る」こともできる魔法の棒。
そのままブッブーと走り出し、よいしょとまたいで降りると、今度は自転車に。「天使の自転車、しゅっぱーつ」全速力で駆け抜けます。
うさぎになったり、馬になったり、ペンタトニックやライアー、打楽器の音が空間を彩ります。

「高い木の上におうちがあるよ」棒を天にむけ見上げたあと、棒を床に。1点をあわせ放射状においてみると、「きれいなお星さまになったね。」
最後にお祈りをしてしておわります。

  「暗い土の中から種が芽を出します
   風の力にふれて葉をひろげます
   そして、陽の光を受けて豊かな実をむすびます
   そのように私たちの心の中にも金の種がありますように」

からだにもこころにも魂にもしっかり働きかけるオイリュトミーです。



※低学年クラス~高学年クラスになると、
導入から、テンポから幼児クラスとは随分違います。
お歌をうたってまあるくなって、ではなく、今日はいきなりシュタープクイズから。
「1本ちがうのがあるけど、どれでしょう?」みんなクイズは大好き。いきなり集中。
シュタープのちょっとした重さや長さの違いを感じること、左手でうけとったり、
遠くから投げ合うことができたり。
低学年オイリュトミー

シュタープでの準備運動的な「ずいずいずっころばし」も上手になってきました。
高速でやってみたり、天使の自転車に乗るにしても、足は全速力でも漕ぐ手はゆっくり、とか。
成長にあわせたリズム変動にこどもたちまったく飽きません。
ちょっと難しいことをすることの充実感!みんなずっと笑顔で、そして先生のこと一生懸命見ながらやっていて、全身全霊で喜んでいるのがわかります。







高学年では更に、シュタープを持つ「手」も意識してみます。
「どこで持つ?」「手の・・・はら?」うーん惜しいっ。「手の心=掌(たなごころ)。ここでしっかり意識して握ってごらん。」
「おー(手にも心があるとは)知らんかったー」
高学年オイリュトミー

立ち方も。肩幅に立つこと、意識してごらん、「自分の体の幅」、がわかるようになるよ。「仁王だち、って知ってる?」
「おー、あの仁王さんのこと?知らんかったー」いちいち素直な反応の子供たちに苦笑苦笑。
「仁王さん、よく夢にでてくるでしょ?」とかいってる先生もまた面白いです。
シュタープを床におき、参加した数でできる形を描いたら、それを囲んで、いつもの収束、集束、終息の儀式を動きます。

「光は上に、重さは下に。重さは下に、光は上に。」












~にじみ絵~
久しぶりに全クラス合同で描くことになりました。
今日はやっぱり、「お月様」。画用紙を縦にするのがいつもとちょっと違います。



まずは青。書きたい月の大きさを中心に残して、先に周囲を青く塗っています。
「お月様って何色かなあ」黄色、とか青とか紫!とか。「お月様って自分で光ってる?」子供たち、あれこれ答えながら見ています。
「出たばかりのお月様って赤いよ」「知ってるー!!」

青のさらに外側に黄色い光がはいりこみ、そして最後に月の部分に黄色を入れました。
中心に赤い点をいれたり、月の黄色と青の間に赤をのせて深い月光にするのもいいね、と聞き、高学年の子ではさらに色をのせていく子もいました。

思い思いの月明かり、やさしい光を放っています。月と僕との、「新しい出会い」にもなるなあ、と感慨深いものがあります。



















~手仕事~
今回の手仕事は蜜蝋ろうそくを作りました。

蜜蝋を湯煎で溶かし、その中にろうそくの芯をつけては上げて、つけては上げてを繰り返し、ろうそくを太くしていきます。
初めて体験する子どもも多くみんな興味津々です。
天候にも恵まれ、野外で作業することができましたが、甘~い蜜蝋の香りに
包まれて、子ども達と幸せな時間を過ごしました。出来上がったろうそくの美しいこと! 子ども達は何を思いながら自分が作ったろうそくに
灯りをともすのでしょう。





***大人オイリュトミーの時間***

☆11/30のクリスマスのつどいでの発表に向けて、『魂のこよみ』「第38週 聖夜の情景」を、
自分のパートを決めて最後まで通して動けるように、練習しました。

"5番目"の7人が広がる動きと、"6番目(最後)"の広がりから中央に流れるように収束されていく動きを、
交代で客観的に観てどのように感じるか、言葉にしてみました。

まだまだ練習は必要ですが、だんだんとお互いの空気が調い、心地よい疲労と共に素敵な時間が過ぎました。


☆クライトについても、話しました。
子ども用を作りたいと話し合っていましたが、クリスマスに向けて、
大人用を先に作ってはと言う事になり、布地屋さん探しを始める事になりました。

宇佐美先生が、いつも着ていらっしゃるものは、原色でとても美しく印象的ですが、
色が変わるとご自分で一日仕事で染めていらっしゃると伺い、みなで驚嘆しました。

  

Posted by 虹の雲 at 16:46Comments(0)例会