2016年03月27日
3月例会
3月13日
今年度最後の虹の雲の活動を行いました。
朝、いつもの会場に集まるとなんだかざわざわした様子です。何かあったのかな? と車を降りると…、虹の雲始まって以来の会場が手配できていないというハプニングに! え~! が、その場にいたお母さん、宇佐美先生の機転のはやさで、あっという間に別会場を手配することができました。虹の雲の底力を感じました~。
ということで、今回は贅沢にも熊本県立劇場! のお部屋を借りて例会を行いました。
バレエスタジオのようにどーんと鏡があり、いつもと違う会場に子ども達はわくわくしている様子。

お母さん達はいつもと同じように淡々と準備を進めいつも通りにじみ絵からスタートです。
ようやく春らしい気候になってきた今日この頃、桜の開花が待ち遠しいですね。今日のにじみ絵は、寒い冬を乗り越え、エネルギーいっぱいの大地にしっかりと根を張って大木となり、美しい花を咲かせた桜の木を描きました。

小さい子ども達もそれぞれのリズムで筆を滑らせしっとりとにじんでいく色を楽しんでいました。
小学生の子ども達は、宇佐美先生のお話しを良く聞き、先生のお手本に忠実に描いていく様子がなんとも頼もしく感じました。僕は縦にする!と、縦で描き思いっきり力強い桜を描いたお子さんもいましたね。子ども達、それぞれに成長の通過点に立っていて、そのときどきの状況がにじみ絵に映し出されるようで、とてもおもしろかったです。

オイリュトミーはシュタープを使い、いつもの動きをいつものように動きました。小さい子ども達から小学生まで一緒になったクラスだったので最初は賑やかでしたが、宇佐美先生に導かれいつもの動きをするうちに、子ども達はオイリュトミーに集中していきました。


午後は大人のクラスです。
今回は虹の雲のテーマソングを作ろう! ということで、作詞を宇佐美先生にご指導いただきました。
宿題だった、虹の雲をイメージして気に入った言葉をみんなで持ち寄りました。
「明るく光る虹畑」「けやきの森」「みんなのおうち」等々。中には素晴らしい詩を作ってくれたお友達もいました。今回の宿題はそれぞれが歌詞を考え歌を作ってみることです。初めての作業でわからないことだらけですが、宇佐美先生にご指導いただきまがら素敵なテーマソングが出来上がるのを楽しみにしています。
そして今日は一年間ピアノや子ども達の託児などでお世話になった平成音大の学生さん方とも最後の日となりました。お二人とも4月からは社会人として子どもたちと関わる仕事に就かれます。虹の雲で培った経験を生かし、保育の現場でも是非生かしていただきたいですね。いつもにこやかに子ども達と接してくださって本当にありがとうございました。

虹の雲次回例会は新年度初めての会です。
いつも通り第二日曜日4月10日(日)に行います。見学・体験は随時受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
担当 照山 090-9722-8864
今年度最後の虹の雲の活動を行いました。
朝、いつもの会場に集まるとなんだかざわざわした様子です。何かあったのかな? と車を降りると…、虹の雲始まって以来の会場が手配できていないというハプニングに! え~! が、その場にいたお母さん、宇佐美先生の機転のはやさで、あっという間に別会場を手配することができました。虹の雲の底力を感じました~。
ということで、今回は贅沢にも熊本県立劇場! のお部屋を借りて例会を行いました。
バレエスタジオのようにどーんと鏡があり、いつもと違う会場に子ども達はわくわくしている様子。
お母さん達はいつもと同じように淡々と準備を進めいつも通りにじみ絵からスタートです。
ようやく春らしい気候になってきた今日この頃、桜の開花が待ち遠しいですね。今日のにじみ絵は、寒い冬を乗り越え、エネルギーいっぱいの大地にしっかりと根を張って大木となり、美しい花を咲かせた桜の木を描きました。
小さい子ども達もそれぞれのリズムで筆を滑らせしっとりとにじんでいく色を楽しんでいました。
小学生の子ども達は、宇佐美先生のお話しを良く聞き、先生のお手本に忠実に描いていく様子がなんとも頼もしく感じました。僕は縦にする!と、縦で描き思いっきり力強い桜を描いたお子さんもいましたね。子ども達、それぞれに成長の通過点に立っていて、そのときどきの状況がにじみ絵に映し出されるようで、とてもおもしろかったです。
オイリュトミーはシュタープを使い、いつもの動きをいつものように動きました。小さい子ども達から小学生まで一緒になったクラスだったので最初は賑やかでしたが、宇佐美先生に導かれいつもの動きをするうちに、子ども達はオイリュトミーに集中していきました。
午後は大人のクラスです。
今回は虹の雲のテーマソングを作ろう! ということで、作詞を宇佐美先生にご指導いただきました。
宿題だった、虹の雲をイメージして気に入った言葉をみんなで持ち寄りました。
「明るく光る虹畑」「けやきの森」「みんなのおうち」等々。中には素晴らしい詩を作ってくれたお友達もいました。今回の宿題はそれぞれが歌詞を考え歌を作ってみることです。初めての作業でわからないことだらけですが、宇佐美先生にご指導いただきまがら素敵なテーマソングが出来上がるのを楽しみにしています。
そして今日は一年間ピアノや子ども達の託児などでお世話になった平成音大の学生さん方とも最後の日となりました。お二人とも4月からは社会人として子どもたちと関わる仕事に就かれます。虹の雲で培った経験を生かし、保育の現場でも是非生かしていただきたいですね。いつもにこやかに子ども達と接してくださって本当にありがとうございました。
虹の雲次回例会は新年度初めての会です。
いつも通り第二日曜日4月10日(日)に行います。見学・体験は随時受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
担当 照山 090-9722-8864
2016年03月14日
2016年1月例会
2016年1月の例会を行いました。

小さいクラス
始まりの会では、メンバーが最近の事を話す時間があります。その中で、お正月には家族で熊本城へ行き、初日の出を見ることが恒例になっていて、今年の初日の出はとてもきれいだったという話がありました。そこで、小さい子のクラスでは日の出を描きました。
最初に先生が、黄色で大地、青色でお空を描きます。画用紙の真ん中を丸く色抜きして、その場所に赤色できれいな真ん丸お日様が現れると、うっとり見とれている子どもたち。
その後は子ども達が自分で描きます。3色それぞれの色と、画用紙の上で重なり合い変化する色彩に、何か心にしみる感覚が生じます。また、子ども達は予測できない動きをする筆先に感動してしまいます。不思議だな~と毎回見とれてしまいます。

オイリュトミーは静かに手をつなぎゆっくり歩くことから始まります。輪になるとオイリュトミーの世界にみんな入り込んでいきます。子ども達は先生の動きを見つめ集中します。先生は一言も真似するようになんて言わないのですが、子ども達は一生懸命真似しようとするのです。時には「嬉しい」という感情が体全体から溢れている子もいて、そのような場面に大人もにっこりしてしまいます。

今月の季節のテーブルは「冬の王様」が雪の中に立ち、宝物を手にしていました。周りには簀賞や美しい石、木のはが並びます。1月6日は3人の王様がイエスキリストに贈り物をした日です。マリアはそれを受け取るとイエスキリストを連れて旅立つのです。
永久歯が生え始めると、これまで体をつくることに向かっていたエネルギーが、頭(知的思考力)に向かいます。季節のテーブルにある、水晶のフォルム、知的に凝固している状態です。このような成長段階にある大きな子どものクラスでは画用紙いっぱいに三角を描きました。成長段階の異なる中学生の絵と小学生の絵の違いに、抽象的な概念が段階を追って成長していくことが見えて興味深く感じました。

大人クラス
先月12月26日は宇佐美先生と、としくらえみさんの結婚式でした。当日のお写真を見せていただきました。なんて素敵なお二人…今後お二人の力が混ざり合いすごいことが起きるような予感を感じました。本当におめでとうございます。
また、宇佐美先生の昔のお写真と共にどのような活動をされてきたかという話を伺うことができました。芸術と深く関わってこられたこと、興味があることを突き詰めてこられたことなどを聞いて深く尊敬の念を抱くとともに大きな刺激をもらいました。シュタイナーは自由な人間を育てる方法(教育)を考えました。そのような人間がこれからも世界に変化をもたらしてゆくのだと。まさにそのお手本が宇佐美先生だと思います。現代は情報の増大、グローバル化が進み、「選択肢」がたくさんあるようですが、「実際には逆に少なくなっている」とお話しがありました。幸せの価値観を外部の情報からでなく自分軸で考える。そのための心と体をつくっているのがこの会だと思うのです。今年もたくさんの学びと育ちを共に歩んでまいりましょう。
最後にみんなで「ハレルヤ」のオイリュトミーで終わりました

小さいクラス
始まりの会では、メンバーが最近の事を話す時間があります。その中で、お正月には家族で熊本城へ行き、初日の出を見ることが恒例になっていて、今年の初日の出はとてもきれいだったという話がありました。そこで、小さい子のクラスでは日の出を描きました。
最初に先生が、黄色で大地、青色でお空を描きます。画用紙の真ん中を丸く色抜きして、その場所に赤色できれいな真ん丸お日様が現れると、うっとり見とれている子どもたち。
その後は子ども達が自分で描きます。3色それぞれの色と、画用紙の上で重なり合い変化する色彩に、何か心にしみる感覚が生じます。また、子ども達は予測できない動きをする筆先に感動してしまいます。不思議だな~と毎回見とれてしまいます。

オイリュトミーは静かに手をつなぎゆっくり歩くことから始まります。輪になるとオイリュトミーの世界にみんな入り込んでいきます。子ども達は先生の動きを見つめ集中します。先生は一言も真似するようになんて言わないのですが、子ども達は一生懸命真似しようとするのです。時には「嬉しい」という感情が体全体から溢れている子もいて、そのような場面に大人もにっこりしてしまいます。

今月の季節のテーブルは「冬の王様」が雪の中に立ち、宝物を手にしていました。周りには簀賞や美しい石、木のはが並びます。1月6日は3人の王様がイエスキリストに贈り物をした日です。マリアはそれを受け取るとイエスキリストを連れて旅立つのです。
永久歯が生え始めると、これまで体をつくることに向かっていたエネルギーが、頭(知的思考力)に向かいます。季節のテーブルにある、水晶のフォルム、知的に凝固している状態です。このような成長段階にある大きな子どものクラスでは画用紙いっぱいに三角を描きました。成長段階の異なる中学生の絵と小学生の絵の違いに、抽象的な概念が段階を追って成長していくことが見えて興味深く感じました。

大人クラス
先月12月26日は宇佐美先生と、としくらえみさんの結婚式でした。当日のお写真を見せていただきました。なんて素敵なお二人…今後お二人の力が混ざり合いすごいことが起きるような予感を感じました。本当におめでとうございます。
また、宇佐美先生の昔のお写真と共にどのような活動をされてきたかという話を伺うことができました。芸術と深く関わってこられたこと、興味があることを突き詰めてこられたことなどを聞いて深く尊敬の念を抱くとともに大きな刺激をもらいました。シュタイナーは自由な人間を育てる方法(教育)を考えました。そのような人間がこれからも世界に変化をもたらしてゆくのだと。まさにそのお手本が宇佐美先生だと思います。現代は情報の増大、グローバル化が進み、「選択肢」がたくさんあるようですが、「実際には逆に少なくなっている」とお話しがありました。幸せの価値観を外部の情報からでなく自分軸で考える。そのための心と体をつくっているのがこの会だと思うのです。今年もたくさんの学びと育ちを共に歩んでまいりましょう。
最後にみんなで「ハレルヤ」のオイリュトミーで終わりました