2015年04月28日
まわるん第7回は「食べ物のこと」
今月のまわるん、に、ニューフェイス。なななんと!!今春中学生にあがるK太くん初(体験)参加です。・・といっても、彼の虹の雲歴はまわるんのだれより長く、ということは、宇佐美先生とも一番長くお付き合いされているわけで。すごいなあ、弟くんが神様のところから地上におりてくるずっと前からだもんね(今春年長になる弟くん)。。
そんなK太くんのお母さん、このまわるんへの参加に興味深々、ひとり哲学の扉をあけるK太くんの様子を大樹の陰から見守っておられます(いやこれホント、「ドア越し」ですが)。
そんなわけで、久しぶりのRくんと、受験の合間にかけつけ参加の常連Kくん、Oくん、Aさん、みんなで5人。やっぱりわくわくするね。
今回、大人は輪にはいっていないので話がよくみえてないこともあり、感想をKくんに書いてもらいました。
~以下抜粋~
今日はまず、キムチについての話をしました。「食品に入ってる添加物ってどういうこと?」と弟が言ったのが話のきっかけでした。キムチってよく食べるし、体にいいもの。そう勝手に思っていたのですが、お店に売ってあるものっていうのはそう簡単にはいかないものだと。でも今こうやって生活している以上、どうしてもコンビニで買って食べてしまうことだってあります。ただ、あらゆる食品に添加物が含まれているという事実を、議論するなかで、身近なこととして考えることができたかなぁと思います。
みんなでその日に食べたクラッカーの袋の添加物表示をみて、存在の近さを思い知りました。
※大人より補足:どんな匂いも味も人工的につくりだすって、マジシャンじゃあるまいし、一体なにを考えているのでしょうか。いちご味、メロン味、お肉の匂い、発酵風調味料。その労力をなにかちがうことに使うといいのでは。科学や化学の職権乱用、ほどほどに。
ニューフェイスK太くんより~
このまわるんで、自由に発言できたのが楽しかった。
一つの話題からいろいろな話がでてきて自分の知らないことをたくさん知ることができた。
感想のとおり、とってものびのびと楽しそうに発言していたK太くん。次回も参加したいとのこと、これからのセッションが楽しみです!
2015年04月28日
2月例会番外編:虹の雲の小さな卒業式
虹の雲の活動を2年間支えてくださった先生お二人の”虹の雲の”、卒業式です。今春平成音楽大学を卒業され、保育の道に進まれるお二人。ピアノの伴奏はもちろん、大人の学びの時間には「元気すぎる(^^;」元気盛のこどもたちと公園で時間いっぱいあそんでくださり、絵の具の準備や片付けも任せっぱなしで・・何から何までたくさんお世話になりました。いつも優しく穏やかに寄り添っていてくださったこと、子供たちの中に「温かさ」としてずっと残っていくのだと思います。





2015年04月27日
4月27日の記事
虹の雲4月の例会報告です。
4月12日は今年度の始まりの会でした。

新しい学校、新しいクラス、新しい先生…、それぞれに新しい春を迎えた子どもたちは、前回から1か月しか経ってないのにも関わらず、どことなくお兄さん、お姉さんになったように思いました。子ども達は、新しい環境のなかで緊張して日々を過ごしているのかもしれませんね。目まぐるしく時が過ぎる日常のなかで、この虹の雲の存在が、子どもたちが大地にしっかり足を付け自分らしくあるよう、子ども達を支えててくれる場所になっていると思います。宇佐美先生今年度もよろしくお願い致します。
今月の歌は「おちゃをのみに」
お茶を飲みに来てください はい こんにちは
いろいろお世話になりました はい さようなら
Nさんの優しいライヤーの音色が歌と共に私たちの魂に優しく語り掛けてくれているようでした。
そしてみんなで輪になって歌いながら「お茶を飲みにきてください」のわらべ歌遊びをしました。歌いながら右に行ったり、左にいったり、お辞儀をして、こんにちは、さようなら♪子どもも大人も一緒にみんなで今月の歌を楽しみました。
【幼児クラス】
★にじみ絵

宇佐美先生のお手本は、五芒星系を描き、それがいつのまにか大地にしっかりと足をつけた「人」になりました。小さい子ども達も先生お手本をしっかり見て、思い思いに色を入れていきました。色の濃淡も様ざまで、とってもユニークで個性的なにじみ絵が出来上がりました。


★オイリュトミー
今月も元気いっぱいの幼児さんたち。馬に乗ったり、自転車にのったり、シュタープを上手に使って、軽やかに体を動かしました。
【低学年クラス】
★にじみ絵
大地にしっかりと根付き、黄色い花を咲かせたタンポポを描きました。まずは青色で空を描き、次に赤で大地に色を入れていきます。このクラスの子どもたちは、最近特に先生のお手本をよくみて、先生の話しをよく聞き、丁寧ににじみ絵に取り組んでいます。優しくて、色鮮やかで、力強いタンポポが描かれました。



★オイリュトミー
シュタープをつなげて長い列車になったり、自転車に乗ったりして会場内を元気よく動きました。シュタープを頭の上に乗せて歩く動きも上手に出来ていました。


【高学年クラス】
★にじみ絵
今回は、中1、小5、小4のクラスです。さすがにお兄さん、お姉さんたち、タンポポの根の部分も丁寧に細かく筆を入れていきました。背景の青が濃すぎるようであれば、青色を筆で取り除き、そこに黄色いタンポポを描きました。そうすると、黄色が濁らず、お日様のような鮮やかな黄色いタンポポを描くことが出来ました。

★オイリュトミー
シュタープを頭の上に乗せて歩く動きも、先生のお手本にならい、とても美しく動けるようになりました。さすが! お兄さん、お姉さん! です。また基本の動きに加え、3人で輪になり、シュタープをやり取りする動きをしました。回を重ねるごとに安定感が増し、スムースに動けるようになりました。


【今月の手仕事】
今月の手仕事は、イースターの卵を作りました。
春分の日の3月21日を境に太陽は月より強くなり、太陽の軌道は広がり高くなります。春分後の満月のあとの日曜日にイースターのお祝いします。今年は4月5日の日曜日がイースターをお祝いする日でしたね。
イースターエッグというように、イースターではなぜ卵をモチーフにするのでしょう? フィンランドの叙情詩「カレワラ」の中にも世界の誕生は卵からだと書いてあります。それによると、卵の殻の上の部分から空ができ、下の部分は地になり、卵黄は太陽に、卵白は月になります。それと同時に卵は永遠のシンボルであり、消えることも滅びることもない人間の本質と考えられているそうです。
子どもたちは、お家で準備してきた卵の殻に、色紙を細かくしして糊で貼り、とても可愛らしいイースターエッグを作りました。色とりどりのイースターエッグが窓辺を賑やかに彩りました。


【お話し会】
今回の午後の時間は、虹の雲に興味を持っていただいた方に参加していただき、お話し会を行いました。学校のこと、シュタイナー教育のこと、オイリュトミーやにじみ絵のことについてお話ししました。また、宇佐美先生には主にシュタイナー教育のことについてお話しいただきました。
インターネットや電子ゲームがこれだけ普及する現代、個人的にも日々子育てしにくい社会だな…と実感しています。学校の25人のクラスでゲームを持っていないのはうちの子だけ、特に男の子たちはゲームに魂を吸い取られてしまっている様子です…。お友達と遊ぶのもゲームありき。友達と遊んでるのではなく、ゲームに遊ばれている今の子どもたち…、見ていて本当に気の毒に思います。大人が子どもたちをそうしてしまっているのですよね。だからこそ、虹の雲の活動が子ども達にとってとても有意義な時間だなと思います。
お話し会では宇佐美先生にシュタイナーの七年周期説についてお話しいただきました。0~7歳までは体・生命体を育む時期であること。7~14歳までは感情の部分であるアストラル体が形成され、14~21歳までは思考の力が形成されていきます。例えば、2、3歳の小さなお子さんに学習的要素のある勉強をさせてしまうと、体が発達する前に頭だけ発達してしまい、後に体に異常をきたすようなことがあります。
また、子ども達に与えるおもちゃについても話題に上りました。特に男の子に人気かと思いますが、レゴやKAPLAなど、カタチが決まっていて、それを組み合わせていくようなおもちゃは、子どもたちから想像力を奪ってしまうそうです。(どっちとも我が家にあります~汗)ファンタジーも人生も、決まったことの組み合わせではなく、予期せぬことの連続ですよね。
だからこそ、想像力を育むことはとても大切なことだと考えます。
今回初めて参加された方からも様ざまな質問もあり、宇佐美先生には実例を交えながら細やかにお答えいただきました。現メンバーの私たちも、シュタイナー教育の基礎を見つめなおすきっかけとなりました。宇佐美先生本当にありがとうございました。今回お話し会に参加してくださった方より、来月の体験のお申込みをいただきました。また新しいご縁が生まれそうで今から楽しみにしています。
次回の例会のご案内です。
5月10日(日)10:00~ 熊本友の会(熊本市中央区渡鹿6-5-82)
問い合わせ:090-9722-8862
t.momiji@ezweb.ne.jp(照山)
4月12日は今年度の始まりの会でした。
新しい学校、新しいクラス、新しい先生…、それぞれに新しい春を迎えた子どもたちは、前回から1か月しか経ってないのにも関わらず、どことなくお兄さん、お姉さんになったように思いました。子ども達は、新しい環境のなかで緊張して日々を過ごしているのかもしれませんね。目まぐるしく時が過ぎる日常のなかで、この虹の雲の存在が、子どもたちが大地にしっかり足を付け自分らしくあるよう、子ども達を支えててくれる場所になっていると思います。宇佐美先生今年度もよろしくお願い致します。
今月の歌は「おちゃをのみに」
お茶を飲みに来てください はい こんにちは
いろいろお世話になりました はい さようなら
Nさんの優しいライヤーの音色が歌と共に私たちの魂に優しく語り掛けてくれているようでした。
そしてみんなで輪になって歌いながら「お茶を飲みにきてください」のわらべ歌遊びをしました。歌いながら右に行ったり、左にいったり、お辞儀をして、こんにちは、さようなら♪子どもも大人も一緒にみんなで今月の歌を楽しみました。
【幼児クラス】
★にじみ絵
宇佐美先生のお手本は、五芒星系を描き、それがいつのまにか大地にしっかりと足をつけた「人」になりました。小さい子ども達も先生お手本をしっかり見て、思い思いに色を入れていきました。色の濃淡も様ざまで、とってもユニークで個性的なにじみ絵が出来上がりました。
★オイリュトミー
今月も元気いっぱいの幼児さんたち。馬に乗ったり、自転車にのったり、シュタープを上手に使って、軽やかに体を動かしました。
【低学年クラス】
★にじみ絵
大地にしっかりと根付き、黄色い花を咲かせたタンポポを描きました。まずは青色で空を描き、次に赤で大地に色を入れていきます。このクラスの子どもたちは、最近特に先生のお手本をよくみて、先生の話しをよく聞き、丁寧ににじみ絵に取り組んでいます。優しくて、色鮮やかで、力強いタンポポが描かれました。
★オイリュトミー
シュタープをつなげて長い列車になったり、自転車に乗ったりして会場内を元気よく動きました。シュタープを頭の上に乗せて歩く動きも上手に出来ていました。
【高学年クラス】
★にじみ絵
今回は、中1、小5、小4のクラスです。さすがにお兄さん、お姉さんたち、タンポポの根の部分も丁寧に細かく筆を入れていきました。背景の青が濃すぎるようであれば、青色を筆で取り除き、そこに黄色いタンポポを描きました。そうすると、黄色が濁らず、お日様のような鮮やかな黄色いタンポポを描くことが出来ました。
★オイリュトミー
シュタープを頭の上に乗せて歩く動きも、先生のお手本にならい、とても美しく動けるようになりました。さすが! お兄さん、お姉さん! です。また基本の動きに加え、3人で輪になり、シュタープをやり取りする動きをしました。回を重ねるごとに安定感が増し、スムースに動けるようになりました。
【今月の手仕事】
今月の手仕事は、イースターの卵を作りました。
春分の日の3月21日を境に太陽は月より強くなり、太陽の軌道は広がり高くなります。春分後の満月のあとの日曜日にイースターのお祝いします。今年は4月5日の日曜日がイースターをお祝いする日でしたね。
イースターエッグというように、イースターではなぜ卵をモチーフにするのでしょう? フィンランドの叙情詩「カレワラ」の中にも世界の誕生は卵からだと書いてあります。それによると、卵の殻の上の部分から空ができ、下の部分は地になり、卵黄は太陽に、卵白は月になります。それと同時に卵は永遠のシンボルであり、消えることも滅びることもない人間の本質と考えられているそうです。
子どもたちは、お家で準備してきた卵の殻に、色紙を細かくしして糊で貼り、とても可愛らしいイースターエッグを作りました。色とりどりのイースターエッグが窓辺を賑やかに彩りました。
【お話し会】
今回の午後の時間は、虹の雲に興味を持っていただいた方に参加していただき、お話し会を行いました。学校のこと、シュタイナー教育のこと、オイリュトミーやにじみ絵のことについてお話ししました。また、宇佐美先生には主にシュタイナー教育のことについてお話しいただきました。
インターネットや電子ゲームがこれだけ普及する現代、個人的にも日々子育てしにくい社会だな…と実感しています。学校の25人のクラスでゲームを持っていないのはうちの子だけ、特に男の子たちはゲームに魂を吸い取られてしまっている様子です…。お友達と遊ぶのもゲームありき。友達と遊んでるのではなく、ゲームに遊ばれている今の子どもたち…、見ていて本当に気の毒に思います。大人が子どもたちをそうしてしまっているのですよね。だからこそ、虹の雲の活動が子ども達にとってとても有意義な時間だなと思います。
お話し会では宇佐美先生にシュタイナーの七年周期説についてお話しいただきました。0~7歳までは体・生命体を育む時期であること。7~14歳までは感情の部分であるアストラル体が形成され、14~21歳までは思考の力が形成されていきます。例えば、2、3歳の小さなお子さんに学習的要素のある勉強をさせてしまうと、体が発達する前に頭だけ発達してしまい、後に体に異常をきたすようなことがあります。
また、子ども達に与えるおもちゃについても話題に上りました。特に男の子に人気かと思いますが、レゴやKAPLAなど、カタチが決まっていて、それを組み合わせていくようなおもちゃは、子どもたちから想像力を奪ってしまうそうです。(どっちとも我が家にあります~汗)ファンタジーも人生も、決まったことの組み合わせではなく、予期せぬことの連続ですよね。
だからこそ、想像力を育むことはとても大切なことだと考えます。
今回初めて参加された方からも様ざまな質問もあり、宇佐美先生には実例を交えながら細やかにお答えいただきました。現メンバーの私たちも、シュタイナー教育の基礎を見つめなおすきっかけとなりました。宇佐美先生本当にありがとうございました。今回お話し会に参加してくださった方より、来月の体験のお申込みをいただきました。また新しいご縁が生まれそうで今から楽しみにしています。
次回の例会のご案内です。
5月10日(日)10:00~ 熊本友の会(熊本市中央区渡鹿6-5-82)
問い合わせ:090-9722-8862
t.momiji@ezweb.ne.jp(照山)
2015年04月10日
3月例会報告
3月15日
虹の雲の今年度最後の例会が大津の室公民館にて行われました。

季節のテーブルにはお内裏様とお雛様が飾られました。なんだか子ども達のことを見守ってくれているようですね。
始まりの会ではみんなから一言ずつ、今月のニュースを発表します。山の中でイノシシと遭遇したことや、もうすぐ卒業で新しい春を楽しみにしていることなど、いろんなニュースを子ども達が話してくれました。そして、大人も子どももみんなで3・11東日本大震災のことについて考えました。震災から4年が経ち、特に原発事故のことは風化しているように感じることもありますが、決して忘れずに心に持ち続けようと、大人も子どももみんなで話すことができました。
【幼児クラス】
まずはにじみ絵です。
最初に四隅に青を置き、赤で花びらを、黄色をその中に置き・・・春を感じさせる花が描かれました。子ども達はすごい集中力で思い思いの花が次々に出来上がりました。3歳の小さなお子さんも、お兄さん、お姉さんと一緒に先生の説明を聞き、そのあとは自分の想像力を膨らませながら一気ににじみ絵を仕上げていました。


そして次はオイリュトミーの時間です。
両方の腕の上でシュタープを転がしたり、体の後ろ側でキャッチしたり、基本の動作を繰り返しました。最後は天使の自転車になって軽やかに駆け回りました。

【小学生クラス】
にじみ絵では花びらが7枚ある花を描きました。今回の小学生クラスは男の子たちが多かったけれど、じっくりと色を味わいながらにじみ絵を楽しんでいるようでした。
花の花びらって何枚あるかな? 花びらが7枚ある花って何だと思う? という先生の質問に、子どもたちは「4枚!」とか、「バラ」、「菜の花」とかいろんな答えがありましたが、7枚の花びらの花は自然界には存在しないそうです。 子どもたちが描いた7枚の花びらの花はどれも素晴らしい作品でした。

次はいよいよオイリュトミーです。円になって手をつなぎ、大きな円になったり小さな円になったり、次は手も大きく動かしまがら大小の円を動きます。シュタープを頭の上に乗せてゆっくりと歩きます。ペアになってシュタープをリズムにのってやり取りする動きもずいぶんとスムーズに動いていました。

オイリュトミーで動くことで、子ども達は自分の体と心を解き放ち、そして体と心のリズムを整えているようです。


【大人クラス】
今回は宇佐美先生からドイツのお話しを伺いました。先生は、3月上旬ドイツで開催されたアートフェスティバルに参加されてきたばかりで、その時の様子を早速報告していただけるなんとも贅沢な機会でした。アートフェスティバルでは宇佐美先生ととしくらえみさんとお二人で、書を取り入れたパフォーマンスを即興で発表されました。画面を通して拝見しましたが、動・詩・書 から生み出される素晴らしい作品でした。お二人の和装のお姿も素敵でした~☆
そのほか、先生のドイツ留学時代のお話しや、ドイツのシュタイナー学校の教育課程などについてお聞きしました。それは日本の教育システムとかけ離れた内容で、聞いていて心はあっという間にドイツにワープしていました。先生の留学時代のおもしろエピソードも交えつつ、ずっとお話しを聞いていたかったです。宇佐美先生 ありがとうございました。
そして、今回は長年にわたり虹の雲を支え続けてくださったTさんとのお別れの会でもありました。Tさんの優しいライアーの音色に子どもも親も癒され、励まされていました。Tさん 本当にありがとうございました。いつまでも虹の雲のことを見守っていてください。
※次回例会のお知らせです
次回例会は4月12日 10時~ 熊本市中央区大江渡鹿6-5-82 熊本友の会 で開催します。
午後13時半からは、「宇佐美先生のシュタイナー子育てお話し会」があります。にじみ絵やオイリュトミーについてお話しいただきますので、虹の雲の活動を知っていただく機会になると考えています。普段の活動ではなかな聞けないお話しですので、お時間ある方は是非ご参加ください。
虹の雲の今年度最後の例会が大津の室公民館にて行われました。
季節のテーブルにはお内裏様とお雛様が飾られました。なんだか子ども達のことを見守ってくれているようですね。
始まりの会ではみんなから一言ずつ、今月のニュースを発表します。山の中でイノシシと遭遇したことや、もうすぐ卒業で新しい春を楽しみにしていることなど、いろんなニュースを子ども達が話してくれました。そして、大人も子どももみんなで3・11東日本大震災のことについて考えました。震災から4年が経ち、特に原発事故のことは風化しているように感じることもありますが、決して忘れずに心に持ち続けようと、大人も子どももみんなで話すことができました。
【幼児クラス】
まずはにじみ絵です。
最初に四隅に青を置き、赤で花びらを、黄色をその中に置き・・・春を感じさせる花が描かれました。子ども達はすごい集中力で思い思いの花が次々に出来上がりました。3歳の小さなお子さんも、お兄さん、お姉さんと一緒に先生の説明を聞き、そのあとは自分の想像力を膨らませながら一気ににじみ絵を仕上げていました。
そして次はオイリュトミーの時間です。
両方の腕の上でシュタープを転がしたり、体の後ろ側でキャッチしたり、基本の動作を繰り返しました。最後は天使の自転車になって軽やかに駆け回りました。
【小学生クラス】
にじみ絵では花びらが7枚ある花を描きました。今回の小学生クラスは男の子たちが多かったけれど、じっくりと色を味わいながらにじみ絵を楽しんでいるようでした。
花の花びらって何枚あるかな? 花びらが7枚ある花って何だと思う? という先生の質問に、子どもたちは「4枚!」とか、「バラ」、「菜の花」とかいろんな答えがありましたが、7枚の花びらの花は自然界には存在しないそうです。 子どもたちが描いた7枚の花びらの花はどれも素晴らしい作品でした。
次はいよいよオイリュトミーです。円になって手をつなぎ、大きな円になったり小さな円になったり、次は手も大きく動かしまがら大小の円を動きます。シュタープを頭の上に乗せてゆっくりと歩きます。ペアになってシュタープをリズムにのってやり取りする動きもずいぶんとスムーズに動いていました。
オイリュトミーで動くことで、子ども達は自分の体と心を解き放ち、そして体と心のリズムを整えているようです。
【大人クラス】
今回は宇佐美先生からドイツのお話しを伺いました。先生は、3月上旬ドイツで開催されたアートフェスティバルに参加されてきたばかりで、その時の様子を早速報告していただけるなんとも贅沢な機会でした。アートフェスティバルでは宇佐美先生ととしくらえみさんとお二人で、書を取り入れたパフォーマンスを即興で発表されました。画面を通して拝見しましたが、動・詩・書 から生み出される素晴らしい作品でした。お二人の和装のお姿も素敵でした~☆
そのほか、先生のドイツ留学時代のお話しや、ドイツのシュタイナー学校の教育課程などについてお聞きしました。それは日本の教育システムとかけ離れた内容で、聞いていて心はあっという間にドイツにワープしていました。先生の留学時代のおもしろエピソードも交えつつ、ずっとお話しを聞いていたかったです。宇佐美先生 ありがとうございました。
そして、今回は長年にわたり虹の雲を支え続けてくださったTさんとのお別れの会でもありました。Tさんの優しいライアーの音色に子どもも親も癒され、励まされていました。Tさん 本当にありがとうございました。いつまでも虹の雲のことを見守っていてください。
※次回例会のお知らせです
次回例会は4月12日 10時~ 熊本市中央区大江渡鹿6-5-82 熊本友の会 で開催します。
午後13時半からは、「宇佐美先生のシュタイナー子育てお話し会」があります。にじみ絵やオイリュトミーについてお話しいただきますので、虹の雲の活動を知っていただく機会になると考えています。普段の活動ではなかな聞けないお話しですので、お時間ある方は是非ご参加ください。