2014年10月10日
9月例会報告
9月21日虹の雲9月の例会行いました。
幼児クラス
~オイリュトミー~
今月のうたは「お月様」。うたいながら、てをつなぎ、弧を描くように、ゆっくりと歩きはじめます。
(先生に連れられて歩くだけなんだけど、オイリュトミーの空間に確実に誘われていくのがわかります、あっという間です、さすが幼児!)
今日は月に向かっていくのかな。
みんなで季節のテーブルに寄り道、「お月様がうかんでいるね」「うさぎさんがいるね」
「おだんごいくつあるかなー」「僕が作ったおだんご!」
ひとりづつ「魔法の棒(シュタープ)」を受け取り、ふたたび真ん中へ。床におき端をつなげると、今日は綺麗な六角形に。「きれいだねー」
みんなで作ったそのかたちの中に、「ちょっと、つま先だけ入ってみようか。」「どーんって入るよ」「そーっと入るよ」
伸ばした両腕で棒を転がすと「おせんべい」が焼けるし、かがんでお尻にあてると、「バスに乗る」こともできる魔法の棒。
そのままブッブーと走り出し、よいしょとまたいで降りると、今度は自転車に。「天使の自転車、しゅっぱーつ」全速力で駆け抜けます。
うさぎになったり、馬になったり、ペンタトニックやライアー、打楽器の音が空間を彩ります。
「高い木の上におうちがあるよ」棒を天にむけ見上げたあと、棒を床に。1点をあわせ放射状においてみると、「きれいなお星さまになったね。」
最後にお祈りをしてしておわります。
「暗い土の中から種が芽を出します
風の力にふれて葉をひろげます
そして、陽の光を受けて豊かな実をむすびます
そのように私たちの心の中にも金の種がありますように」
からだにもこころにも魂にもしっかり働きかけるオイリュトミーです。
※低学年クラス~高学年クラスになると、
導入から、テンポから幼児クラスとは随分違います。
お歌をうたってまあるくなって、ではなく、今日はいきなりシュタープクイズから。
「1本ちがうのがあるけど、どれでしょう?」みんなクイズは大好き。いきなり集中。
シュタープのちょっとした重さや長さの違いを感じること、左手でうけとったり、
遠くから投げ合うことができたり。
シュタープでの準備運動的な「ずいずいずっころばし」も上手になってきました。
高速でやってみたり、天使の自転車に乗るにしても、足は全速力でも漕ぐ手はゆっくり、とか。
成長にあわせたリズム変動にこどもたちまったく飽きません。
ちょっと難しいことをすることの充実感!みんなずっと笑顔で、そして先生のこと一生懸命見ながらやっていて、全身全霊で喜んでいるのがわかります。
高学年では更に、シュタープを持つ「手」も意識してみます。
「どこで持つ?」「手の・・・はら?」うーん惜しいっ。「手の心=掌(たなごころ)。ここでしっかり意識して握ってごらん。」
「おー(手にも心があるとは)知らんかったー」
立ち方も。肩幅に立つこと、意識してごらん、「自分の体の幅」、がわかるようになるよ。「仁王だち、って知ってる?」
「おー、あの仁王さんのこと?知らんかったー」いちいち素直な反応の子供たちに苦笑苦笑。
「仁王さん、よく夢にでてくるでしょ?」とかいってる先生もまた面白いです。
シュタープを床におき、参加した数でできる形を描いたら、それを囲んで、いつもの収束、集束、終息の儀式を動きます。
「光は上に、重さは下に。重さは下に、光は上に。」
~にじみ絵~
久しぶりに全クラス合同で描くことになりました。
今日はやっぱり、「お月様」。画用紙を縦にするのがいつもとちょっと違います。
まずは青。書きたい月の大きさを中心に残して、先に周囲を青く塗っています。
「お月様って何色かなあ」黄色、とか青とか紫!とか。「お月様って自分で光ってる?」子供たち、あれこれ答えながら見ています。
「出たばかりのお月様って赤いよ」「知ってるー!!」
青のさらに外側に黄色い光がはいりこみ、そして最後に月の部分に黄色を入れました。
中心に赤い点をいれたり、月の黄色と青の間に赤をのせて深い月光にするのもいいね、と聞き、高学年の子ではさらに色をのせていく子もいました。
思い思いの月明かり、やさしい光を放っています。月と僕との、「新しい出会い」にもなるなあ、と感慨深いものがあります。
~手仕事~
今回の手仕事は蜜蝋ろうそくを作りました。
蜜蝋を湯煎で溶かし、その中にろうそくの芯をつけては上げて、つけては上げてを繰り返し、ろうそくを太くしていきます。
初めて体験する子どもも多くみんな興味津々です。
天候にも恵まれ、野外で作業することができましたが、甘~い蜜蝋の香りに
包まれて、子ども達と幸せな時間を過ごしました。出来上がったろうそくの美しいこと! 子ども達は何を思いながら自分が作ったろうそくに
灯りをともすのでしょう。
***大人オイリュトミーの時間***
☆11/30のクリスマスのつどいでの発表に向けて、『魂のこよみ』「第38週 聖夜の情景」を、
自分のパートを決めて最後まで通して動けるように、練習しました。
"5番目"の7人が広がる動きと、"6番目(最後)"の広がりから中央に流れるように収束されていく動きを、
交代で客観的に観てどのように感じるか、言葉にしてみました。
まだまだ練習は必要ですが、だんだんとお互いの空気が調い、心地よい疲労と共に素敵な時間が過ぎました。
☆クライトについても、話しました。
子ども用を作りたいと話し合っていましたが、クリスマスに向けて、
大人用を先に作ってはと言う事になり、布地屋さん探しを始める事になりました。
宇佐美先生が、いつも着ていらっしゃるものは、原色でとても美しく印象的ですが、
色が変わるとご自分で一日仕事で染めていらっしゃると伺い、みなで驚嘆しました。
2019年3月例会のご案内 こころとからだをは育むアートプロジェクト
例会のご報告
「こころとからだを育むアートプロジェクト」始まります!
2017年10月例会
7月例会~赤紫蘇の香りとともに~
2017年5月例会
例会のご報告
「こころとからだを育むアートプロジェクト」始まります!
2017年10月例会
7月例会~赤紫蘇の香りとともに~
2017年5月例会
Posted by 虹の雲 at 16:46│Comments(0)
│例会